ハガネの女:最終回視聴率10.2% 「鉄の骨」初回は6.4%

 女優の吉瀬美智子さんが初主演した連続ドラマ「ハガネの女」(テレビ朝日系)の最終回が2日放送され、平均視聴率10.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。俳優の小池徹平さんが談合に加担するゼネコンマンを演じる社会派エンターテインメントドラマ「鉄の骨」(NHK)の第1回が3日放送され、視聴率は6.4%だった。

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 「ハガネの女」は深谷かほるさんがマンガ誌「YOU」(集英社)で連載中の人気マンガが原作。吉瀬さん演じるヒロイン、元教師で35歳独身の「ハガネ」こと芳賀稲子(はが・いねこ)は、恋人もなく、貯金も定職もない。前任の小学校を寿退職するも、挙式直前に婚約破棄され、臨時採用で小学校の教師に復帰。どんな試練にもくじけない“ハガネの女”として崩壊する学級に挑む……というストーリー。

 「鉄の骨」は、池井戸潤さんの吉川英治文学新人賞(講談社)受賞作の同名小説が原作。建設現場では妥協を許さないまっすぐな性格だった入社3年目の富島(小池さん)が、土木部営業1課に異動となり、談合の実態を目の当たりにする。会社のために犯罪に加担すべきか葛藤(かっとう)するが、必要悪としての側面があるのを知り、やりがいを見いだしていく。談合の元締で常務の尾形を陣内孝則さん、談合の現場をさばく上司・遠藤を豊原功補さんが演じる。(毎日新聞デジタル)

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