女優の杏さんが8日、「東京ミッドタウン」(東京都港区)で行われたスイスの時計メーカー「タグ・ホイヤー」150周年記念プロジェクト「先駆者たちの冒険旅行/The Odyssey of Pioneers」のレセプションにアンバサダーとして出席。真っ赤なプラダのドレスで登場した杏さんは「最近インタビューでもよく150年ということを口にするんですが、150年前というと日本が幕末のころ。江戸、明治、大正、昭和、平成の時を経て、それと同じだけの時間でタグ・ホイヤーがすばらしいものを生み出し続けているということに改めて驚かされました」と“歴女”らしくあいさつした。
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プロジェクトは、米自動車メーカー「テスラ・モーターズ」が開発した100%電力で走行するスポーツタイプの電気自動車「タグ・ホイヤー テスラ・ロードスター」で、コンセプトウォッチ「ペンデュラム」をバトンにして世界一周ツアーに挑む。3月にジュネーブでのモーターショー会場を出発、欧州、インド、中国など8カ国を陸空海(飛行機と船も使用)1万5428キロを走行し、東京ミッドタウンに到着した。スイス・バーゼルでは、俳優のレオナルド・ディカプリオさんがアンバサダーを務めた。
電気自動車に乗って登場した杏さんは、同社の腕時計「フォーミュラ1レディ ダイヤモンド スティール&セラミック」を身に着け、「タグ・ホイヤーというと、男性が好んでいるものと思っていましたけど、これはいろんなところに着けて行けると思いました。でも、こんな真っ赤なフォーマルなドレスに映えるとは思いませんでしたね」とうれしそうに話していた。
イベントには、「タグ・ホイヤー」のジャック・ホイヤー名誉会長とジャン・クリストフ・ババンCEOも出席、杏さんとともにトークセッションを行った。「タグ・ホイヤー テスラ・ロードスター」は9~11日、コンセプトウオッチ「ペンデュラム」などとともに東京ミッドタウンのガレリア地下1階アトリウムで一般公開される。プロジェクトは、東京の後、米ロサンゼルスに渡り、9月末にパリでゴールするまで、あと2万1295キロの旅が残っている。(毎日新聞デジタル)