80年代に人気を博したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバー、国生さゆりさんと新田恵利さんが9日、東京・有楽町の巨大クラブディスコ「クラブディアナ」にスペシャルゲストとしてサプライズで登場。当時は“犬猿の仲”とのうわさもささやかれていた2人はステージ上で、フロアを埋める一般客を前に「2人でユニットなどを組めたらなと思ってます」と発表。ユニット名や活動予定など、ほぼ白紙だといい、「AKBも乗りに乗ってますから」とAKB48のプロデューサー・秋元康さんに「秋元さーん、私たちのことも忘れないで!」と呼びかけていた。
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“犬猿の仲”だったとのうわさについては、新田さんが「仲悪くないですよ。良くなかったけど。共通の話題もなかったので、仲良くはなれなかったですね」と明かし、国生さんも「水と油だった」と振り返った。それでも、2人で大ヒット曲「セーラー服を脱がさないで」を振りつきで披露するなどイベントを満喫したようで、国生さんは「楽しいですね! とっても温かく迎えていただいて」と満足そうで、新田さんも「私たちが若くなったようで、タイムスリップしたみたい」と満面の笑みだった。
国生さんは、婚約中の男性とともに会場入り。イベント後の会見では、結婚の予定を聞かれ「いつになるんでしょうね。おかげさまで仕事が忙しいので、年内は無理です」と語り、仲良く2ショット撮影に応じていた。
おニャン子クラブは、85年4月にスタートしたフジテレビのバラエティー番組「夕やけニャンニャン」から生まれた女性アイドルグループ。オーディションで選ばれた女子高生らが次々と参加し、秋元さんのプロデュースでデビュー曲「セーラー服を脱がさないで」が大ヒット。「うしろゆびさされ組」や「うしろ髪ひかれ隊」のスピンオフグループやソロでも活躍し、87年に解散した。(毎日新聞デジタル)