うぬぼれ刑事:初回視聴率12.2% 長瀬&クドカン 「崖っぷちのエリー」は8.1%

ドラマ「うぬぼれ刑事」の制作発表会見に登場した(右から)中島美嘉さん、要潤さん、矢作兼さん
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ドラマ「うぬぼれ刑事」の制作発表会見に登場した(右から)中島美嘉さん、要潤さん、矢作兼さん

 「TOKIO」の長瀬智也さん主演、宮藤官九郎さん脚本のドラマ「うぬぼれ刑事」(TBS系)の第1回が9日放送され、平均視聴率は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。同日放送された山田優さん主演の「崖っぷちのエリー~この世でいちばん大事な『カネ』の話」(ABC、テレビ朝日系)の第1回は8.1%だった。

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 「うぬぼれ刑事」は、“超恋愛体質”で捜査に支障をきたすほどほれっぽく、うぬぼれやすいことから同僚に「うぬぼれ」と呼ばれている独身刑事(長瀬さん)が主人公。悩んだ末に逮捕状と婚姻届を用意し、「結婚してくれるなら逮捕しない」と犯人にプロポーズするという前代未聞のストーリーが1話完結で展開される。生田斗真さん、中島美嘉さん、荒川良々さん、西田敏行さんらが脇を固める。うぬぼれ刑事がほれてしまう容疑者役には、蒼井優さん、加藤あいさん、小泉今日子さん、戸田恵梨香さん、中村七之助さん、樋口可南子さん、三田佳子さん、薬師丸ひろ子さんら豪華ゲストが出演する。主題歌はシンガー・ソングライターの玉置浩二さんが作詞・作曲でTOKIOの「NaNaNa(太陽なんていらねえ)」を起用した。9日から毎週金曜午後10時放送。

 「崖っぷちのエリー」は、マンガ「毎日かあさん」などの西原理恵子さんがその破天荒な半生を「お金」をキーワードにつづった「この世でいちばん大事な『カネ』の話」(理論社)が原作。山田さん演じる主人公・相原絵里子は、高知の田舎の貧乏な家に生まれ、家では“家庭内暴力の嵐”が吹き荒れ、学校では貧乏のせいでイジメにも遭うなど幸せとはほど遠い環境で育つ。幸せと金をつかむべく、“絵がうまい”(本当は下手)という唯一の才能を頼りに、マンガ家になる夢を持って上京した絵里子は、持ち前のバイタリティーとド根性で、立ちはだかる障害を次々と乗り越えていく……という物語。絵里子が住むアパートの住人で元戦場カメラマンの鴨田丈一をお笑いコンビ「ドランクドラゴン」の塚地武雅さん、絵里子と仕事のパートナーになる編集者の平林正宗を小泉孝太郎さんが演じるほか、渡辺えりさん、陣内孝則さんらが出演。西原さんもゲスト出演するという。主題歌はダンスボーカルグループ「AAA」の「負けない心」を起用。ドラマは毎週金曜午後9時放送。(毎日新聞デジタル)

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