レオナルド・ディカプリオさん主演の映画「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督)の特別試写会が15日、東京都内で行われ、13日(日本時間14日)にロサンゼルスプレミアに参加したばかりの俳優の渡辺謙さんが「よかったです、間に合って」とサプライズで登場し、約5000人のファンが驚きの歓声を上げた。
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渡辺さんは「1週間前からロンドン、パリ、そして13日にLAでプレミアをやって戻ってまいりました」とあいさつ。ディカプリオさんが渡辺さんを「日本の国宝になるべきだ」と褒めたことについて、「レオがそういってくれたのはうれしいことですが、次のハリウッドを担うべき若手俳優が結集した映画だと思っています。マリオン・コティヤールはオスカーを取ってますし、マイケル・ケーンはイギリスの国宝です」と謙虚に豪華キャストが勢ぞろいする新作をアピールした。
製作費1億6000万ドル(約148億円)をかけた本作は「ダークナイト」のノーラン監督が、16歳のころから温めていたアイデアを基にオリジナルの脚本を執筆。人の頭の中に潜入し、アイデアを盗むプロフェッショナル集団のボスのコブ(ディカプリオさん)は、ある日ターゲットに気づかれるという失敗を犯す。依頼先から消されることを恐れ、逃亡を計画したコブに、サイトー(渡辺さん)と名乗る大企業社長が、「インセプション」というアイデアを盗むのではなく植えつけるというミッションを依頼する。コブは自身の犯罪歴を消すという報酬の代わりに、サイトーのライバル会社を倒すため、最も危険なミッションを引き受ける……というストーリー。「想像(アイデア)」を巡り、頭の中で繰り広げる次世代の犯罪を描いた。
渡辺さんは「ノーラン(監督)のイマジネーションは想像を絶するものがありまして、俳優を30年やってますが、毎日セットに入るたびに驚かせられました。無重力になるシーンのために、飛行船の跡地に巨大セットをたてて、いろんな方向から撮るんです。グリーンスクリーンで、CGでパパッて撮るという考えがなく、僕らは体感する現場でした」と撮影を振り返った。映画は23日から全国で公開。(毎日新聞デジタル)
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