18金風鈴:100万円の澄んだ音色 川崎大師風鈴市に特別出展

川崎大師に出展された18金の風鈴
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川崎大師に出展された18金の風鈴

 貴金属ジュエリーを扱う「田中貴金属ジュエリー(GINZA TANAKA)」(東京都中央区)は、17日から開催される夏の風物詩「川崎大師風鈴市」に、18金製の風鈴「煌(きらめき)」を特別出展した。18金を200グラム使用した100万円の風鈴は、会場に集まる風鈴の中でも最高額の品となる。

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 18金の風鈴は、仏壇の前に置かれる仏鈴(おりん)を18金で作る技術を応用。「GINZA TANAKA」の熟練した職人の手によって、一つ一つ形を整えながらたたいて地金を鍛えていく「鍛金」と呼ばれる技法で仕上げられている。通常の風鈴より低めの澄んだ音色で、長い余韻を響かせるのが特徴だ。

 今年で15回目を迎える川崎大師風鈴市は、全国47都道府県から900種類3万2000個が集まる国内最大規模の風鈴の展示即売会。地域性あふれる風鈴がそろう会場の「銀座風鈴コーナー」に展示されるため、銀座らしい豪華なものということで、18金で作られることになった。

 川崎大師風鈴市は、17~21日の5日間、川崎大師(川崎市川崎区)の境内特設会場(大山門横静嘉堂石庭前広場)で行われる。開催時間は午前10時~午後6時、20日のみ午後9時まで。(毎日新聞デジタル)

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