注目アニメ紹介:「ぬらりひょんの孫」 ジャンプで人気の妖怪任侠絵巻

アニメ「ぬらりひょんの孫」の1シーン(C) 椎橋寛/集英社・奴良組
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アニメ「ぬらりひょんの孫」の1シーン(C) 椎橋寛/集英社・奴良組

 さまざまな妖怪たちが登場するアニメ「ぬらりひょんの孫」の放送が7月から始まった。原作は「週刊少年ジャンプ」に連載している椎橋寛さんの人気マンガだ。

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 浮世絵町に住む少年・奴良リクオは、一見すると普通の中学生。しかし、その正体は妖怪の頂点に立つ妖怪「ぬらりひょん」の孫で、妖怪一家「奴良組」の3代目頭領と目されている存在だった。しかし、当のリクオは妖怪の後継ぎ問題には無関心。彼の中に流れるぬらりひょんの血は4分の1で、夜にしか妖怪の力を発揮できない。しかも、妖怪になっている時の記憶は人間のリクオにはなかった……。

 見どころは、リクオを中心とした忠義、仁義、友情などのきずなと、壮絶なバトルを描く妖怪の“任侠”絵巻だ。人間の生活を大切にしたいリクオ、彼が3代目を継いでくれると信じている奴良組の妖怪たち、さらにリクオをふがいなく思い、妖怪の頂点に取って代わろうとたくらむ野心家の妖怪たちの微妙な関係。果たしてリクオは、妖怪の長になれるのか。

 リクオ役は「コードギアス 反逆のルルーシュ」のルルーシュ役を担当した福山潤さん、リクオの祖父ぬらりひょんは「墓場の鬼太郎」のねずみ男の大塚周夫さん、ある信念を胸に秘めている強力な妖怪の牛鬼は「ケロロ軍曹」のギロロ伍長役の中田譲治さんが演じている。劇場版アニメ「フェイト」や、アニメ「GIANT KILLING」のスタジオディーンが制作している。

 放送は読売テレビで月曜日深夜1時44分~、TOKYO MXで火曜日午後11時、中京テレビで火曜日深夜2時42分、BS11で土曜日深夜0時~、アニマックスで月曜日午後10時~。(毎日新聞デジタル)

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