「少年隊」の東山紀之さん主演の連続ドラマ「GM　～踊れドクター～」（TBS系）が18日からスタートする。東山さんがTBSの連続ドラマに主演するのは「Dearウーマン」（96年放送）以来14年ぶり。潔癖性でアイドルを夢見て、ダンスも披露するという変わり者の「総合診療医」後藤英雄が、患者の言葉の端々を聞き逃さず、行動、身体症状から意外な病名を言い当て、名探偵さながらに病気という謎を解明していく“医療ミステリー”だ。

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　「GM　～踊れドクター～」は、まだ診断のついていない患者や、どの診療科にかかったらいいか分からない患者などを診療し、臓器や病気を診るだけでなく、患者を総合的に診る「総合診療科（General Medicine＝ジェネラル・メディスン）」が舞台。東山さん演じる変わり者の総合診療医・後藤英雄の驚くべき“名探偵ドクターぶり”を描くとともに、「総合診療科」の医師、看護師たちの奮闘と成長を描く。ヒロインの研修医・小向桃子を多部未華子さんが演じるほか、生瀬勝久さん、大倉忠義さん（関ジャニ∞）、吉沢悠さん、大和田伸也さん、八嶋智人さん、小池栄子さん、椎名桔平さんらが脇を固める。

　第1話は15分拡大版。米国から日本へ向かう飛行機の中で研修医の桃子は「少年隊」のDVDに見入る“ヒガシ”そっくりの後藤と出会う。かつて「アミー＆ゴー」というグループでデビューしたことのあるアイドルで、芸名を“ファイヤー後藤”に変えて再デビューすることが決まったばかりと話す後藤。そんな折、機内で急病人が発生、後藤は患者をひと目見て、涼しげな顔で的確な指示を出し、あっという間に患者を治してしまう。「あなた、医者ですか？」との桃子の問いに、「医者じゃない、ダンサーだ」と答える後藤……。数日後、英仁大学付属名峰病院の総合診療科（通称：ソウシン）に赴任した桃子は、落ちぶれた医師の吹きだまりとなっているソウシンにがく然。ある日、原因不明の病気を抱える男性患者のセカンドオピニオンを求められ、当たらず触らずの態度を取るばかりでやる気も診断能力もないソウシンの医師たちに業を煮やした桃子は、機内で出会った後藤をソウシンに呼び寄せると決意する……というストーリーだ。

　「GM　～踊れドクター～」は、「新参者」が高視聴率を記録した「日曜劇場」（毎週日曜日9時）の枠で18日から放送。初回は15分拡大版。主題歌には「関ジャニ∞」の「LIFE～目の前の向こうへ～」が起用される。（毎日新聞デジタル）