リボーン ~最後のヒーロー~
第8話 悲劇を止めろ!迎える商店街の終焉!
6月2日(火)放送分
俳優の見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時など)の第48回(6月3日放送)で、視聴者を最も引き付けた場面はどこだったのだろうか? テレビの前の視聴者のうち画面にクギヅケになっていた人の割合を示す「注目度」(REVISIO社調べ、関東地区、速報値)の1分ごとの推移を調べたところ、ピークは午前8時5分の71.1%だった。
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「風、薫る」は、大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)という2人のトレインドナース(明治時代に正規に訓練された看護師)をモチーフに、同じ看護婦養成所を卒業した2人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながらも成長し、やがては“最強のバディー”になっていく姿を描く。見上さんが一ノ瀬りん、上坂さんが大家直美を演じる。
活用したデータは、関東の2000世帯、関西の600世帯で番組やCMの視聴状況を調査しているREVISIO社が公表している独自指標の「注目度」(関東地区、速報値)。人体認識センサーを搭載した専用機器でテレビ画面に視線を向けているかを常に計測し、テレビの前にいる人のうち、番組を注視していた人の割合を算出している。
第48回は、丸山(若林時英さん)の退院が決まるが、退院後に住む家がない。それを知った直美(上坂さん)は丸山を連れて、吉江(原田泰造さん)のもとを訪ねる。一方、休日に自宅に帰ったりん(見上さん)は、安(早坂美海さん)から意外な話を聞く。
この日の注目度は、主題歌が流れるオープニング終了後に一気に上昇。その後はノコギリの歯のように小刻みに上下しながら緩やかに下降していった。
オープニング前に、担当医から退院を告げられた丸山。オープニング終了後の午前8時4分は、退院当日、優しく接してくれたりんに丸山が思いを伝えたと思われる場面だ。「ごめんなさい! ごめんなさい」。りんが深々と頭を下げて、謝っているところからドラマは始まる。奥の方では、その場にやってきて事態を把握した直美が、少し離れた場所から様子をうかがっている。「分ってたんだけど」と話す丸山だが、名残り惜しそうだ。それでも、りんの口から「子育て」中と聞くと、「ええ~、そうでしたか」と急にやや引き気味になる。
朝ドラの視聴者は恋愛がらみの話題が基本的に大好物。丸山の片思いの行方に、関心が集まったのだろう。オープニング時は53.0%まで落ちこんでいた注目度が、午前8時4分には一気に69.8%までジャンプアップした。
この勢いのまま、続く午前8時5分はこの日の最高値71.1%まで跳ね上がった。りんが「せっかくの退院の日なのに、大家さんお休みで残念でしたね」と言うと、丸山は「いや、別に」と即答。悪い人ではないが、本当、調子のいい男だ。この後が午前8時5分台。
タイミングをうかがっていた直美が「本当、せっかくの休みの日なのに!」と言いながら、2人の前に現れる。「ほら、行くよ」。知り合いに、住む場所を頼んであげると誘う。直美は本当、面倒見がいい。調子のいい丸山は「行きます、行きます! 一生、大家さんについていきます」。「いい? 看護の優しさは仕事。わかった?」と直美はいつものように念を押す。
直美が教会に連れていくと、吉江はあっさり「ここでよければ、しばらく寝泊りしても構いませんよ」と承諾。ここでも「俺、一生ついていきます!」を連発する、どこまでも調子のいい丸山が楽しい場面だった。(文・佐々本浩材/MANTANWEB)
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