名探偵コナン
#1143「乱歩邸殺人事件(後編)」
11月23日(土)放送分
「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の「ブラッディ・マンデイ」(龍門諒さん原作・恵広史さん画)が、23日公開のレオナルド・ディカプリオさんと渡辺謙さんが初共演した米映画「インセプション」(クリストファー・ノーラン監督)とコラボして21日発売の同誌上でオリジナルストーリー4ページと映画紹介2ページ、またディカプリオさんのインタビュー1ページの特集展開をすることが20日、明らかになった。また、裏表紙では「BLOODY MONDAY×インセプション」のオリジナルポスターを掲載。同ポスターは21日前後から2週間ほど、「丸善」「文教堂」「ジュンク堂」の全国書店でも掲出される。
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「ブラッディ・マンデイ」のサスペンスフルなストーリー設定、息もつかせぬ緊張感のある展開が、「インセプション」で描かれる世界観と一致したことから、配給元のワーナー・ブラザース映画と講談社が、ハリウッド超大作では異例のコラボレーション企画を計画。龍門さんや恵さんも作品の世界観やテーマに共感したことから、今回のコラボが実現した。
「インセプション」はノーラン監督がオリジナル脚本を執筆し、この世で最も価値のあるもの「アイデア」をめぐり、頭の中で繰り広げる次世代の犯罪を描いている。「ブラッディ・マンデイ」は「週刊少年マガジン」誌上で07年17号から連載開始したショッキングサスペンス作。コミック累計販売数500万部を超え、08年と10年にはTBS系列にて三浦春馬さん主演でドラマ化された。
ワーナー・ブラザース映画は「日本が世界に誇るコンテンツ“マンガ”。その少年マンガ史を変えたショッキングサスペンス連載と評判だった『ブラッディ・マンデイ』とのコラボレーションが実現し、大変うれしいです。恵先生のオリジナルポスターの出来もとても素晴らしいです。『インセプション』とは敵をあざむく頭脳戦、予測不能の展開など非常に『ブラッディ・マンデイ』とシンクロする部分を感じており、今回のコラボレーションの反響が楽しみ」と期待のコメントを寄せている。
原作の龍門さんは「インセプション」について、「これは、一昔前なら映像化不可能な企画だ。人間の頭の中を映像として表現する技術は、『インセプション』のコンセプトそのまま、『イメージした映像を人間の脳の中にダイレクトに再現する技術』を空想させてくれた。未来がそのまま形になる映画の公開が、今から楽しみでならない」と話している。ポスターを手がけた恵さんは「題材、発想の斬新さに驚きました。そして映像のクオリティーに感動しました。想像力の限界を軽く超えた映画に、コラボで参加させていただくことができて光栄に思います。自分の想像力に、新しい発想が生まれる良い機会になりそうです。「インセプション」が日本中を席巻するときを楽しみにしています! しかし、想像力の限界を超えたものをイラストにするのは非常に大変でした……」と苦労を明かしている。「インセプション」は23日から丸の内ピカデリー(東京都千代田区)ほか全国でロードショー。(毎日新聞デジタル)
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