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機動戦士ガンダム:実物大立像に富野由悠季監督も興奮「30年後は空を飛びたい」

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ファイアーボールが打ち上げられる中でそびえ立つ実物大ガンダム像=(C)創通・サンライズ

 「ガンプラ誕生から30年。誕生の地静岡に実物大になって戻ってきた」。JR東静岡駅北側の広場(静岡市葵区)に設置された高さ18メートルの実物大ガンダム像に地元やファン、関係者らが興奮した。ガンダム生みの親の富野由悠季監督は23日、ガンダム像の足元に立ち「また30年たったら、皆さんと一緒に空を飛びたい!」と夢を語った。 

 この日現地では24日開幕の「RG(リアルグレード)1/1ガンダムプロジェクト」の前夜祭「ガンプラ30周年感謝の夕べ」が開かれ、関係者や報道陣などが招かれた。ガンダム立像が色とりどりにライトアップされ、歴代ガンダムのテーマソングなどに合わせて、レーザー光線やサーチライトが飛び交う中、ガンプラ30周年公式テーマソングを担当する「T.M.Revolution」の西川貴教さんが「ガンプラ30周年サポーター」として登場。西川さんが手にしたビームサーベルを振り下ろすと、立像の周りからファイヤーボールが打ち上げられ、来場者を圧倒した。

 富野監督はスペシャルゲストとして姿を現し、「この地で初めてプラモデルが作られて、30年たったらこれです!」と感慨深げ。ガンダムが空を飛ぶという夢について「現在5歳くらいの人たちが実現してくれると思う。その目印として、このガンダムがこの地に立ったということはとてもうれしい」としみじみ語った。富野監督の「これから未来の30年に向かって、ファイヤー!」の掛け声に合わせ、ガンダム立像の後方からは花火が噴きあがり、会場の雰囲気を盛り上げた。

 西川さんは「ガンプラで育った一人として、心から感謝の言葉を贈らせてください。ガンプラに出会えて本当によかった。ありがとうガンプラ、ありがとうガンダム!」と“ガンダムへの愛”をあふれさせた。また、バンダイの上野和典社長、小嶋善吉・静岡市長も出席。小嶋市長は「待ちに待っていた機会がやっと来たんだと本当にうれしい。多くの市民が心待ちにしてしていました。今の世の中、楽しい話題はなかなかないですが、静岡にとって数年来で最大のイベントになると思っています」と開幕を喜んだ。

 実物大ガンダムは、ガンダム30周年プロジェクトとして昨年夏に東京・お台場に建設されたもので、約415万人を動員した。静岡では、ガンプラを製造している工場「バンダイホビーセンター」近くの同広場に設置された。頭部が上下左右に可動し、約50カ所の発光装置を備え、14カ所からミストを噴射する仕掛けは前回そのまま。今回は、右手にビームサーベルを持ち、夜になるとサーベルが光り輝く。天候が良ければ、ガンダム像の背景には富士山が見えるという。

 今回のガンダム像は、“ファーストガンダム”内で繰り広げられた地球上での最後の激戦「ジャブローの戦い」を終えた「ガンダム」を想定しているといい、今回の目玉となるビームサーベルは、太陽光が当たるとキラキラと光り輝く「パール塗装」を施し、夜間にはプロジェクターの映像を当てる演出を行う。

 同プロジェクトは、「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」(静岡市主催、24日~11年3月27日)に「RGリアルグレード1/1ガンダムゾーン」で出展される。ガンダム立像のある「RGリアルグレード1/1ガンダムゾーン」には東京・秋葉原で人気の「GUNDAM Cafe」などの飲食ブースが並び、限定グッズが購入できるオフィシャルショップも登場した。同ゾーンは11年1月10日まで、入場無料。ガンダム立像のみ3月27日まで設置される。3月までに約90万人の動員を見込んでいる。(毎日新聞デジタル)

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