倉本聰:富良野塾26年の歴史がドキュメンタリーに BSフジで24日放送

倉本聰さん=撮影:堀和宏
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倉本聰さん=撮影:堀和宏

 ドラマ「北の国から」などで知られる脚本家の倉本聰さんが主宰し、今年春に閉鎖された俳優、脚本家養成施設「富良野塾」の26年の歴史や塾生たちの姿を追ったドキュメンタリー「倉本聰特番『此処にいて走りつづける』」が、BSフジで24日午後8時から放送される。

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 「富良野塾」は、84年に倉本さんが北海道富良野市の原野に私財を投じて開設した俳優や脚本家養成施設。授業料などは無料だが、塾生たちは共同生活を行い、生活費は地元の農家などを手伝うなどの農作業でまかなう。26年間で375人の塾生を送り出したが、倉本さんが体力に限界を感じたことから、今年3月に閉塾した。

 番組では、倉本さんや塾生が施設を作るために奮闘した初期の様子から、卒塾したOBの姿や最後の塾生となった25期生の2年間、今年の舞台「谷は眠っていた」の全国公演の模様などを追うとともに、倉本さんや塾生たちの今後にかける思いを描いている。(毎日新聞デジタル)

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