注目映画紹介：「NARUTO　疾風伝　ザ・ロストタワー」　ナルトが過去にタイムスリップ　父と共闘

　劇場版アニメ「NARUTO−ナルト−疾風伝　ザ・ロストタワー」（むらた雅彦監督）が31日、全国で公開される。劇場版でシリーズ第7作目となる今回は、ナルトが過去にタイムスリップし、亡き実父ミナトと共闘するというストーリーだ。

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　「NARUTO」は、「週刊少年ジャンプ」（集英社）で連載中の岸本斉史さんの人気マンガが原作。コミックスは51巻で累計発行1億部を突破。02年にテレビ東京系でアニメ化され、04年に劇場版第1作が公開されている。抜け忍ムカデを追っていたナルト（声・竹内順子さん）が、強大な「龍脈」の力にのみ込まれ、過去にタイムスリップしてしまう。そこで極秘任務中のミナト（声・森川智之さん）と出会い、塔の街「楼蘭」の大臣になりすまして街の支配をたくらむムカデを倒すため、傀儡（くぐつ）軍団と死闘を繰り広げる。

　主題歌は、歌手の西野カナさんの「if（イフ）」を起用。同時上映の短編映画「そよ風伝　ナルトと魔神と３つのお願いだってばよ!!」には、お笑いコンビ「キャイ～ン」の天野ひろゆきさんが魔神役で出演している。池袋シネマ・ロサ（東京都豊島区）などで31日から全国ロードショー。（毎日新聞デジタル）