水木しげる:原画約100点を展示 期間限定の「鬼太郎茶屋」もオープン 米寿記念「ゲゲゲ展」開催

「ゲゲゲ展」で展示される「ゲゲゲの鬼太郎」の「ひでりがみ」扉絵(C)水木プロ
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「ゲゲゲ展」で展示される「ゲゲゲの鬼太郎」の「ひでりがみ」扉絵(C)水木プロ

 「ゲゲゲの鬼太郎」などで知られるマンガ家・水木しげるさんの約100点の原画を紹介する展覧会「水木しげる米寿記念 ゲゲゲ展」が11~23日、「松屋銀座」(東京都中央区)で開かれる。「ゲゲゲの鬼太郎」に登場するキャラクターををイメージした甘味を提供する期間限定の甘味店「鬼太郎茶屋」も期間中にオープンする。

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 水木さんは、65年に「別冊少年マガジン」に発表した「テレビくん」で「第6回講談社児童まんが賞」を受賞。代表作「ゲゲゲの鬼太郎」は68年に初めてテレビアニメ化されて以来、何度もアニメ化され、実写映画も2度にわたって製作されている。現在、NHKの朝の連続テレビ小説で妻の武良布枝さんの著書を基にしたドラマ「ゲゲゲの女房」が放送されている。11月には映画版も公開予定。

 同展では、水木さんの代表作「ゲゲゲの鬼太郎」「河童(かっぱ)の三平」「悪魔くん」の3作品の原画約80点を展示するほか、妖怪研究家としても知られる水木さんが描いた「座敷坊主」「こなきじじい」などの妖怪画のモノクロ原画とカラー原画を比較展示する。また、水木さんのこれまでの人生を、過去に手がけた貸本や、水木さんの身の回りの品なども紹介する。

 「鬼太郎茶屋」では、目玉のおやじをイメージした「目玉もち」入りの「妖怪クリームあんみつ」(501円)、「目玉おやじのクリームぜんざい」(701円)、目玉のおやじのイラストをプリントしたまんじゅうを抹茶に添えた「目玉のおやじまん抹茶セット」(601円)、ぬりかべ形のカフェゼリーが入った「カベオーレゼリー」(601円)などのメニューがある。

 開展時間は午前10時~午後8時(入場は閉場の30分前まで、最終日は午後5時閉場)。大人1000円、高校・大学生700円、中学生以下無料。(毎日新聞デジタル)

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