マクロスF:後編「サヨナラノツバサ」11年2月公開 完全新作、三角関係にも決着

劇場版アニメ「マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」のポスター
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劇場版アニメ「マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」のポスター

 アニメ「マクロスF(フロンティア)」の劇場版2部作の完結編「マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」(河森正治監督)が11年2月26日に全国で公開されることが決まった。「完全新作になる」という河森監督は主人公アルトらの三角関係に「テレビシリーズでは描ききれなかった結論をつけたい」と語っている。

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 「マクロスF」は、西暦2059年の宇宙を舞台に、長距離移民船団「マクロス・フロンティア」に謎の宇宙生物が襲来。可変戦闘機「バルキリー」のパイロットで高校生の早乙女アルトやトップスターのシェリル・ノーム、駆け出しアイドルのランカ・リーが、バジュラとの戦いに巻き込まれていく……というストーリー。09年11月に公開された前編「虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~」では、テレビ版を基に新作カット約7割を加え、新たにストーリーを再構成した。

 後編は、前編のラストから約1カ月後を舞台に、謎の宇宙生物「バジュラ」との最後の戦いを描く。河森監督は「マクロスの世界を語る上で、最大のキーポイントとなるのは“文化”。異種間コミュニケーションを描きたい」と語り、アルトらの恋の結末については「完全な恋愛関係だけではなく、人間として互いを思い合えるような方向に持っていけたら」と意欲を見せている。

 また、12月15日には、劇中のヒット曲8曲とテレビ版、劇場版の名シーンなどを収録したDVD「マクロスF MUSIC CLIP集 娘(にゃん)クリ」を発売。同22日に日本武道館(東京都千代田区)、24日に神戸ポートアイランド(神戸市中央区)で、作曲家の菅野よう子さんがプロデュースするイベントも行われる。(毎日新聞デジタル)

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