中川翔子:「黒歴史を掘り起こした」自伝マンガはリアルな自分 握手会で

「中川翔子スペシャル握手会」を開いた中川翔子さん
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「中川翔子スペシャル握手会」を開いた中川翔子さん

 タレントの中川翔子さん(25)が5日、自身の半生が描かれたマンガ「中川翔子物語 空色デイズ」(講談社)の読者125組250人を招待して握手会イベント「中川翔子スペシャル握手会」を開いた。イベント前に取材に応じた中川さんはマンガ化に当たり「(自分の)“黒歴史”から絶対伝えたいことまで掘り起こしました。なるべくリアルにいじめられていたことや(亡くなった)父のこと、壁にぶち当たった時のことをきちんと描いてほしかった」と留意したことを話し、マンガの仕上がりに「(イラストで)美化していただけてうれしい」と満足げだった。

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 「中川翔子物語 空色デイズ」は、中川さんの半生を原明日美さんがマンガ化し、少女マンガ雑誌「なかよし」(講談社)で連載された。コミックスは440円で、中川さんが描き下ろしたイラストをデザインしたカラーペンが付いた特装版が2400円で発売されている。

 「人生の基盤は『なかよし』。セーラームーンとかあらゆるマンガたちに助けられた」という中川さんは半生がマンガになると聞いた時のことを振り返り、「ぎゃーと叫びながら何回転もしました」と独特の言葉で喜びを表現した。

 マンガが得意の中川さんが今回、自分で描かなかった理由を問われ、「自分で描くと暗いところばっかり描いちゃいそうだった。『なかよし』で血が出たりとか描けないし……。コンプレックスばかりなんで」とコメント。今後やりたいことを問われると「自分で描いたマンガが有名になればいいなとか妄想しています」と話していた。

 イベントでは、中川さんは女子小中学生が中心のファンとじゃんけん大会などで触れ合った。中川さんは「(読者と)マンガを通じて心がつながればいい。ありったけの貪欲(どんよく)を込めて握手したい」と話していた。(毎日新聞デジタル) 

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