「舘ひろし禁煙成功記念 タバコ増税直前! 禁煙大声コンテスト」が15日、「東京サンケイビル メトロスクエア」(東京都千代田区)の野外スペースであり、舘ひろしさん(60)が審査委員長として参加した。所属事務所「石原プロモーション」の新年会で“禁煙宣言”をして、40年間吸い続けたたばこをやめることに成功した舘さんは、集まった大勢のファンの前で「禁煙成功、やったぞ!」と両手でガッツポーズをして大声で叫んだ。
あなたにオススメ
「豊臣兄弟!」では池松壮亮が! 大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る
「禁煙大声コンテスト」は、10月1日から実施されるたばこの増税を機に禁煙を目指す人らが、その思いを大声で叫ぶイベント。舘さんの禁煙成功を記念して、禁煙治療啓発キャンペーンなどを行う製薬会社のファイザーが開いた。舘さんは禁煙にあたって同社のサポートを受け、3月から放送された同社のキャンペーン「お医者さんと禁煙しよう。」のCMに出演。1月から医療機関の禁煙外来に通院し、医師のサポートを受けながら禁煙を目指した。診療風景はCMのほか、禁煙治療啓発サイト「すぐ禁煙.jp」で公開した。
舘さんは集まったファンの女性と共に“禁煙だるま”に目を入れて禁煙を祝った。1日当たり3箱半以上の喫煙をしていたという舘さんは、10年ほど前から禁煙を考えていたというが「気合と根性だけではうまくいかなかった。やめるぞって決めて寝て起きるまで7時間(の禁煙)とか」と苦笑いで振り返り、今回の禁煙について「つらいとかじゃなかった。最初の1週間は薬をとりながらたばこを吸っていた。(その後)若いときに最初にたばこを吸っておいしくないなと思ったあの感じになった。お医者さんと薬のおかげで楽に禁煙できました」と笑顔を見せた。
コンテストには、舘さんのほか、同じ石原プロ所属の俳優、徳重聡さん(32)も審査員として参加。一般から募集した参加者10人が「禁煙してマンションを買うぞ!」などと叫び、声の大きさを競った。最も大声で叫んだ男性に「禁煙大声賞」が贈られ、叫んだ内容などを総合的に評価した「舘ひろし禁煙賞」も選ばれ、受賞者の女性には、舘さんが95~97年にF3000およびフォーミュラ・ニッポンのレーシングチームの監督を務めていた際、自らデザインし、着ていたというレーシングチームジャケットが贈られた。(毎日新聞デジタル)