夏のあらし!:幽霊の美少女と少年のきずな描いたアニメの原作マンガが最終回

「夏のあらし」最終回の扉絵(c)Jin Kobayashi/SQUARE ENIX
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「夏のあらし」最終回の扉絵(c)Jin Kobayashi/SQUARE ENIX

 幽霊の美少女と現代の少年とのきずなを描いたマンガ「夏のあらし!」が、22日発売の「ガンガンジョーカー」(スクウェア・エニックス)10月号で4年の連載に幕を閉じた。

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 「夏のあらし!」は、「スクールランブル」の作者・小林尽さんの作品で、06年8月に「ガンガンジョーカー」の前身雑誌「ガンガンウイング」で連載を始めた。祖父の家がある田舎の喫茶店・方舟を舞台に、元気いっぱいの中学1年生の八坂一(はじめ)は、戦前・戦中を生きて今は幽体となった謎の女子高生「あらし」こと嵐山小夜子らと知り合い、過去に飛ぶという不思議な夏休みを過ごす……というストーリー。09年には2度テレビアニメ化された。

 最終話「夏が来れば、また…。」では、昭和20年の横浜大空襲であらしを助けられないまま現代に戻って来た八坂が、1000キロ離れた広島・呉市に自転車で行くと言って飛び出す場面から始まる。最終8巻は11月22日発売予定。(毎日新聞デジタル)

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