ワンピース:10月4日から連載再開 “ラスト”へ向かう「最後の海 新世界編」に突入

尾田栄一郎さんのマンガ「ワンピース」59巻(集英社)の表紙
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尾田栄一郎さんのマンガ「ワンピース」59巻(集英社)の表紙

 大ヒットマンガ「ワンピース」が、「週刊少年ジャンプ」44号(10月4日発売、集英社)から連載を再開し、“ラスト”へと向かう「最後の海 新世界編」に突入することが27日、明らかになった。6日発売の40号から休載しているが、尾田栄一郎さんは「いよいよワンピースという物語のラストに向かってゆくお話です。冒険の島々のことを考えていると、まるで新連載を始めるかのように、今、僕はわくわくしています」と連載再開へ意欲を見せている。

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 「ワンピース」は、手足が伸びるゴムのような体になってしまった少年ルフィが、海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、女航海士のナミらと大海原を冒険する……という物語。97年の「週刊少年ジャンプ」34号から連載され、コミックスは計1億9500万部以上を発行。10年以上の長期連載を続けながら最新の59巻で初版320万部に達するなど日本記録を更新し続けている。

 休載前の597話で、ルフィの義兄エースを失った「頂上戦争」を描いた「サバイバルの海 超新星ルーキー編」が終幕。連載再開後の598話からは、「頂上戦争」で実力不足を痛感したルフィと仲間たちが、それぞれ2年間の修行に打ち込むと誓い、離れ離れになったルフィと仲間たちの「麦わらの一味」が再会し、新たな冒険に旅立つ「最後の海 新世界編」がスタートする。

 尾田さんは「おかげさまでゆっくり体を休めることができました。幸せな時間をありがとうございました。ガソリン満タンです。新世界編はいよいよワンピースという物語のラストに向かってゆくお話です。冒険の島々のことを考えていると、まるで新連載を始めるかのように、今、僕はわくわくしています。最後の海“新世界”の冒険をお楽しみに」とコメントしている。(毎日新聞デジタル) 

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