相武紗季:上川隆也、田中圭と三角関係演じる ケータイドラマ「サヨナラの恋」主演

ケータイドラマ「サヨナラの恋」に出演する(左から)田中圭さん、相武紗季さん、上川隆也さん
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ケータイドラマ「サヨナラの恋」に出演する(左から)田中圭さん、相武紗季さん、上川隆也さん

 女優の相武紗季さん(25)が主演し、俳優の上川隆也さん(45)、田中圭さん(26)が演じる男たちと三角関係に陥るケータイドラマ「サヨナラの恋」が携帯電話専用放送局「BeeTV」で10月1日から配信されることが28日、分かった。田中さん演じる光輝と交際しながらも、上川さん演じる清次に引かれていく役柄について相武さんは「光輝とうまくいかなくなったとき、(清次という)大人の男性が現れて、(その人が)自分とどこか共感する部分もある。とまどったりするんですけど、なんだか引かれてしまう……そういうところは分かります」と役柄に対しての印象を語っている。

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 「サヨナラの恋」はドラマ「新参者」(TBS系)の脚本家・真野勝成さんと、ドラマ「救命病棟24時」の演出家・大木綾子さんが手がける。母子家庭で育ち、奨学金で大学を卒業、大手広告代理店に就職した瀬菜(相武さん)が、職場で出会った政治家の2世・光輝(田中さん)と交際、同居してお互いに結婚を考えるが光輝の両親の反対にあい、2人の関係に不穏な空気が漂い始める。そんなとき瀬菜は、元天才作曲家でいまは清掃員として働く清次(上川さん)と出会い、心臓を患う清次に移植手術を受け、作曲家としてやり直すよう説得。しかし清次の移植手術当日、瀬菜は事故に遭い、清次は手術を放り出して瀬菜の元に駆けつける……という物語。田中律子さん、小沢真珠さん、中山エミリさん、井上正大さんらも出演する。

 相武さんは役柄を「お話をいただいたときにすごく難しいなと思いました。今までの役の中でもいちばん難しい」とコメント。「自分が傷ついた後だったり、自分の意識が何かをきっかけにガラッと変わり始めたころに出会ったことで、短時間でお互いに引かれ合っていくこともあるだろうなと思う」と恋愛観を話し、ドラマについて「多少強引なところはあるけれど、(恋愛の)ドラマチックな部分をいっぱい切り取った作品。劇的でキラキラした瞬間があったり、逆にちょっとしたことですごく切なく感じることがある。共感してもらうというよりは、おとぎ話を読んでいるような感覚」と紹介している。

 「BeeTV」はエイベックスとNTTドコモが運営する携帯電話専用放送局。会員数は8月末の時点で142万人を突破した。月額315円ですべての番組が視聴できる。「サヨナラの恋」は毎週木曜更新、前後編からなる1話が約10分、全12話。(毎日新聞デジタル)

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