RIP SLYME:劇場版アニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」の日本語版主題歌を担当

日本語版主題歌を担当する「RIP SLYME」のメンバーと劇場版アニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」のイメージカット(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED
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日本語版主題歌を担当する「RIP SLYME」のメンバーと劇場版アニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」のイメージカット(C)2009 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED

 全米で興行収入2億4600万ドル(202億3100万円、Box Office Mojo調べ)を記録し、アニメ映画の歴代10位入りを果たした劇場版3Dアニメ「怪盗グルーの月泥棒 3D」(ピエール・コフィン&クリス・ルノー監督、日本公開は29日)の日本語版主題歌をヒップホップグループ「RIP SLYME(リップスライム)」が担当することが8日、明らかになった。主題歌は「Good Times(Bad Times remix)by Yoshinori Sunahara」で、8月4日に発売した最新ベストアルバム「GOOD TIMES」の収録曲を元「電気グルーヴ」の砂原良徳さんがリミックスした。

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 本編の音楽を担当したファレル・ウィリアムスさんと「リップスライム」のメンバーが親交があり、映画を見たメンバーが感銘を受けたことから、タイアップが実現。日本語吹き替え版のエンドロールや全国にCMなどで流れる予定。メンバーのRYO-Zさんは今作品について「怪盗グルーやミニオン君、ほかに登場するキャラクターはみな、めちゃくちゃ可愛かったです。泥棒っていったら“悪”です。砂原さんが手掛けてくださったこの曲が映画を必ず盛り上げてくれることでしょう!」とコメントしている。また同曲は、12月1日に発売される裏(?)ベストアルバム「BAD TIMES」にも唯一の新曲として収録される。

 「リップスライム」は、RYO-Zさん、ILMARIさん、PESさん、SUさん、DJ FUMIYAさんのMC4人とDJ1人の5人組。94年8月に結成し、インディーズでの活動を経て、01年3月22日にシングル「STEPPER'S DELIGHT」でメジャーデビュー。数々のヒット曲を送り出している。ILMARIさんはモデルの蛯原友里さんと、SUさんは歌手の大塚愛さんと、どちらも6月に結婚。大塚さんは9月に妊娠を発表している。

 「怪盗グルーの月泥棒 3D」は、全米で大ヒット中の作品。「月を盗む」という大作戦を計画するが、作戦に不可欠な秘密兵器が宿敵ベクターに盗まれてしまった怪盗グルーと仲間たちは、秘密兵器を取り返すため、鉄壁の守りのベクターの基地に出入りできる孤児の3姉妹を利用しようと彼女たちを孤児院から引き取ることに。子ども嫌いのグルーは「未来のパパ」と懐かれ大混乱となるが、いつしか互いに心を通わせる。しかし、ベクターに3姉妹を誘拐されてしまい……というアトラクション 3Dアニメ。「ヒックとドラゴン」「シュレック フォーエバー」などを上回り、全米で3D映画史上歴代5位となった。日本語吹き替え版では、人気子役の芦田愛菜さんが3姉妹の末娘・アグネス役を演じるほか、笑福亭鶴瓶さん、山寺宏一さんらも出演する。29日から「TOHOシネマズ有楽座」(東京都千代田区)ほか全国ロードショー公開予定。(毎日新聞デジタル)

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