注目アニメ紹介:「バクマン。」 「デスノート」コンビが送るマンガ家目指す若者の青春ストーリー

アニメ「バクマン。」の1シーン(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro
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アニメ「バクマン。」の1シーン(c)大場つぐみ・小畑健・集英社/NHK・NEP・ShoPro

 プロのマンガ家を目指す少年2人の青春ストーリー「バクマン。」の放送が2日からスタートした。原作は、大ヒット作「DEATH NOTE(デスノート)」を生み出した大場つぐみさんと小畑健さんのコンビが「週刊少年ジャンプ」で連載中のマンガだ。

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 なんとなく毎日を過ごしていた中学生・真城最高(ましろ・もりたか)は、ある日、学年トップの秀才・高木秋人(たかぎ・あきと)から声をかけられる。秋人は「ずっとマンガ家になるのが夢だった、文才がある自分と高い画力を持つ最高が組めば夢をきっと実現できる!」と熱く語る。だが最高は、3年前にマンガ家だった叔父の死が元で、マンガ家になる夢を捨てていた。その夜、秋人に誘われて、あこがれの美少女・亜豆美保の家を訪ねた最高は「2人のマンガがアニメ化されたら、結婚してほしい」と申し込んでしまう……というストーリーだ。

 見どころは、素人だった最高と秋人の2人が、プロのマンガ家を目指すため手探りで創作したり、編集部への持ち込み、連載をめざして立ちはだかる困難を次々と乗り越えていく青春ストーリーだ。原作では、週刊少年マンガ雑誌の専属契約や、アンケート至上主義などの生々しい現実を前にしながら、熱い創作意欲を糧に突き進む主人公たちの姿が描かれているが、アニメでどう描写されるか注目だ。

 最高は「とある魔術の禁書目録(インデックス)」の上条当麻を演じた阿部敦さん、秋人は「ゼロの使い魔」平賀才人役の日野聡さん。美保は「れでぃ×ばと!」の鳳水蘭の早見沙織さんが担当する。アニメーション制作は、「オオカミさんと七人の仲間たち」のJ.C.STAFF。全25話予定。

 放送はNHK教育テレビで毎週土曜午後6時の予定。

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