ワンピース:「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」グランプリを受賞

「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」の受賞者ら
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「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」の受賞者ら

 アニメ「ワンピース」(東映アニメーション)が13日、東京・有明の東京ビッグサイトで開かれたコンテンツ関連産業の展示会「クリエイティブ・マーケット東京2010」で、ライセンスビジネスの発展に寄与した作品に贈られる「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」のグランプリに輝いた。

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 「クリエイティブ・マーケット東京」は、経済産業省などが展開するJAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)の一環として、「ライセンシング・アジア」と「東京コンテンツマーケット」を統合したイベント。「ライセンシング・オブ・ザ・イヤー」は、09年の「ライセンシング・アジア」で発足した賞。初代は「ポケットモンスター」が受賞しており、ライセンスビジネス産業の価値を社会に発信することを目的に創設された。09年4月~10年3月に登場した54作品を対象に、インターネットの一般票と選考委員票で、市場性や社会性、将来性の5項目を考慮して決められた。

 「ワンピース」は、「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載、コミックス累計1億9500万部を誇る尾田栄一郎さんのマンガが原作。97年から連載が開始され、コミックスは最新59巻までで累計計1億9500万部以上を発行している。99年からフジテレビ系で、テレビアニメが放送されている。

 アワードの選考委員には、マンガ家のしりあがり寿さんや、経済アナリストの森永卓郎さんが参加。キャラクター・ライセンス賞は「リラックマ」(サンエックス)、プロモーション・ライセンス賞は「低燃費少女ハイジ」(日産自動車)など10のコンテンツが表彰された。(毎日新聞デジタル)

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