ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。今回は、和風の世界観と日本画のようなグラフィックが特徴的なニンテンドーDS用アクションゲーム「大神伝 小さき太陽」です。カプコンの江城元秀プロデューサーに作品の魅力を聞きました。
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−−ゲームのセールスポイントは?
墨絵で描いたような和風タッチのグラフィックで表現された世界を、神様の化身である子どもの白狼「チビテラス」を主人公に、「相棒」と呼ばれる子供たちと共に互いに協力し、妖怪や魔物を退治しつつ、さまざまな仕掛けや謎を乗り越え、世界に自然と平和を取り戻すゲームです。
最大の特徴は、ニンテンドーDSのタッチスクリーンを使った「筆しらべ」というシステムで、ゲーム画面に直接“絵や記号”を描くことによって、枯れた木に花を咲かせたり、空に太陽を呼び起こしたりと、さまざまな“奇跡”を起こせる「大神伝」ならではのシステムです。
−−開発の経緯は?
PS2およびWiiで発売させていただいた「大神」というゲームが大好きなディレクターが、「大神」の世界観を受け継いだ完全新作をニンテンドーDSで制作したいというアツい思いから、有志でひそかに試作品を制作し、それを私にプレゼンテーションしてきたことがきっかけです。非常に良くできていて、それを見た瞬間に「これはいける!」と確信し、本開発をスタートさせました。
−−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。
開発も波に乗りだし、折り返し地点を過ぎたある朝……ゲームのドラマ部分を制作している担当者のPCのHDDが壊れてしまい、さらに運悪く、連日のハードスケジュールから作業のバックアップを取り忘れていたことが判明し、作業途中から最新のデータまで消えてしまうというアクシデントが起こりました。何とかチーム総出でデータを制作し直し、スケジュールギリギリで復旧できましたが、当時は本当にあせりました。
−−ファンへ一言お願いします。
主人公の白狼「チビテラス」の子犬のような可愛らしさは、見ているだけでも癒やされること間違いなしです! タッチスクリーンで生まれ変わった「筆しらべ」は、直感的でスムーズにプレーでき、種類も豊富にご用意していますので、皆さん自身の目で確かめていただけたらと思います。
また、日本神話や昔話をベースに、主人公と相棒たちとの出会いと別れ、そして友情やきずなを描いた心温まるストーリーも見どころですので、ぜひ手にとって遊んでみて下さいね!! ありがとうございました。
株式会社カプコン 戦略執行部プロデュース室 プロデューサー 江城元秀
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