アルフ:日本初公開“幻の続編”を大みそかに放送

「アルフ ファイナル・スペシャル」の一場面。(C)1996 Patchett Kaufman Entertainment.All Rights Reserved.
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「アルフ ファイナル・スペシャル」の一場面。(C)1996 Patchett Kaufman Entertainment.All Rights Reserved.

 NHK教育で再放送され、9日に最終回を迎える米SFホームコメディードラマ「アルフ」のその後を描いたスペシャル版「アルフ ファイナル・スペシャル」が大みそかに放送されることが7日、明らかになった。「ファイナル・スペシャル」は今回が国内初公開。

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 「アルフ」は米で86~90年に初放送されたテレビシリーズ。ロサンゼルスに住むタナー家のガレージに宇宙船ごと墜落した宇宙生物のアルフが、タナー家の居候となって繰り広げる騒動を笑いと涙で描いた物語。日本では80年代~90年代に同局のBS2や教育テレビで幾度かの放送が行われており、今回の再放送は08年10月から始まり、4シーズン100回に及ぶ放送が9日に終了する。吹き替えは日本初放送の際に行われ、アルフの声を所ジョージさん、タナー家の父親・ウイリーを小松政夫さんが担当している。

 大みそかに放送される「ファイナル・スペシャル」は、テレビシリーズのプロデューサーを務めたポール・フスコさんとトム・パチェットさんが96年に制作。テレビシリーズの最終回は自分の星に帰ろうとしていたアルフが軍にとらえられたところで終わっており、その後、アルフを無害であるとするヒル少佐と、アルフを危険視するミルフォイル大佐が対立。アルフを毒殺しようとするミルフォイル大佐に気づいたヒル少佐はアルフを軍施設から連れ出し、エイリアンの権威・デクスターの豪邸へ向かう。アルフは豪邸での生活を楽しむが、デクスターの恐るべき計画が発覚して……という物語。

 所さんが同ドラマに新たに声を吹き込むのは、今回の再放送の際の09年に日本未公開のエピソードだった「アルフのクリスマスプレゼント」の収録を14年ぶりに行って以来で、約1年ぶり。放送は教育テレビで12月31日午後6時~同7時35分。(毎日新聞デジタル)

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