女性デュオ「Wink」の鈴木早智子さん(41)が7日、東京都内で初の自叙伝「負けじ魂」(光文社)の出版記念イベントを開いた。年下の俳優との不倫騒動で、6月から芸能活動を自粛していた鈴木さんは、この刊行をもって活動再開。「今後はいい行動をして騒がれたい。もうちょっと器の大きい人間になっていけたら」と前向きに語った。
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不倫相手として話題に挙がった俳優については、改めて「不倫ではなかった」と否定した上で、「同じ事務所ということもあり、皆や2人で食事に行ったりということもあるけれど、(騒動の)前と変わらないお友だち付き合いをさせてもらっている」と説明。自叙伝については「一生懸命に書かせていただいた本。読んでいただけたらいいな」とアピールした。
鈴木さんは「Wink」として相田翔子さん(40)とともに88年にデビュー。90年代初めにかけて「愛が止まらない」や「淋しい熱帯魚」などのヒットを連発し、一世を風靡(ふうび)した。自伝の中で鈴木さんは相田さんを「勝ち組」、自らを「負け組」と表現しているが、この日は「ライバルなどではなく、親せき的な付き合いをしている。いつまでも応援していきたい」と相田さんへの思いを語った。Winkとしての活動再開は現時点では「ない」としている。「負けじ魂」は1365円で発売中。(毎日新聞デジタル)
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