女優の松下奈緒さんと俳優の佐々木蔵之介さんが“いい歯の日”の8日、その年に一番笑顔が輝いていた著名人を表彰する「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」(日本歯科医師会主催)に選ばれた。NHK朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」でヒロインを演じるなど大活躍だった松下さんは、年末のNHK紅白歌合戦の司会も決定しており、「いろいろ大変な時期もありましたけど、非常に充実したいい一年だったので、今年は最後まで、みなさんに笑顔を振りまけるような、いい一年で終われたらいいなと思っています」と笑顔で語り、佐々木さんも「ぼくも、この笑顔で年越ししたい」と笑わせた。
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同賞は、日本歯科医師会が厚生労働省とともに行う、80歳になっても20本の歯を残そうという「8020運動」推進の一環。17回目となる今年は、同会会員の投票により松下さんと佐々木さんが著名人部門に選出された。これまでに、メジャーリーガーのイチローさん(第2回)、王貞治さん(第7回)、上戸彩さん(第12回)ら芸能界やスポーツ界の著名人が受賞しており、昨年はタレントのベッキーさんと俳優の佐藤隆太さんが選ばれた。
松下さんは「今年は本当にいい作品に出会うことができましたし、すごく大事な大切な人たちに出会い、勇気や笑顔をたくさんもらうことができた。それがあったからこそ、自分も毎日笑顔で過ごすことができました」と振り返り、「毎日一度は“ビッグスマイル”をするようにしています」と笑顔の秘訣(ひけつ)を明かし、「本当に今年はたくさん笑えた年だった。来年もこの笑顔を大切に持ちながら、いろんなことに頑張っていけたら」と抱負を語っていた。
佐々木さんは「いただいて最もうれしい賞だなという感じです。人の笑顔を見るのは好きなんですが、自分の笑顔には、そうそう自信は持てない。でも、(同賞の協賛である)ロッテも日本一になったことだし、今日は笑顔でいいんだなと……」と笑いを誘った。また、互いの笑顔の印象を求められると、佐々木さんは「直視できない。包容力や母性みたいなものも感じる。ぼくも、この笑顔で年を越したい」と照れ笑いし、松下さんも「自然に誰かを笑顔にさせる力をお持ちだなと思う。こうやって話していて、私も自然に笑顔になれる。ご自身がすてきな笑顔をお持ちだからこそだと思いますね」と笑顔で話していた。
同賞では著名人部門のほか、“とびきりの笑顔”の写真を全国から募集しての「スマイルフォトコンテスト」も実施。写真家の浅井慎平さんを審査委員長に、2507通の応募から選ばれた8点が「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」として表彰された。(毎日新聞デジタル)