六本木ヒルズ(東京都港区)のイルミネーション点灯式が9日に行われ、ティーン誌「セブンティーン」(集英社)の人気モデルで女優の武井咲(たけい・えみ)さん(16)が、クリスマスシーズンの訪れを告げる“雪の妖精”として登場した。武井さんは「去年は事務所の先輩の米倉(涼子)さんが務めていた役ができて、大きなことをやらせていただいて光栄に思っています。六本木のクリスマスが始まる瞬間を私に務めさせていただいたことにも感動しています」と話した。目標にしている先輩を聞かれると、「ビッグでかっこいい、女性があこがれる人になりたい。米倉さんとか、篠原涼子さんのような人になりたいです」と話した。
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今年で8回目を迎える六本木ヒルズのクリスマス「Artelligent Christmas 2010」は、「クリスマスが、踊り出す。」をテーマに、冬の風物詩となった約400メートル続く六本木けやき坂をはじめ、六本木ヒルズの玄関口にある66プラザ、毛利庭園の3カ所が一斉にイルミネーションに包まれる。けやき坂は、昨年と同じく青と白で、通りのけやき64本と周辺に、けやき1本当たり約7000灯、全部で約46万灯のLEDで装飾。66プラザは白く輝く光の穂2500本と周辺の全8万3000灯のLEDで装飾し、白く光り輝く雪原を作り出す。毛利池にシャンデリアをイメージしたオブジェが浮かぶ毛利庭園は、全2万4000灯のLEDが「誕生」「歓喜」「祝祭」のテーマに合わせて、音楽が聞こえてくるように反響し、色を変化させながら輝く。
点灯式では、ブルーカーペットが敷かれた大階段から、純白のドレスに身を包んだ武井さんが登場。1本のけやきの木の前で願いを込めると、会場の3カ所のLEDのイルミネーション約56万7000灯が一斉に点灯した。クリスマスの25日に生まれたという武井さんは、誕生日について「覚えやすい誕生日ですし、みんながハッピーな日なので、逆にうれしい。私の家はクリスマスと誕生日は別。ケーキもプレゼントも別にしてもらいます」とクリスマスの過ごし方を話した。また「武井家にはサンタさんが来るので、靴下を置いています。サンタさんにはネックレス、誕生日プレゼントは帽子をもらおうかな」と可愛らしいお願いも明かしていた。
イルミネーションは、9日~12月25日、午後5時から11時(66プラザは0時)まで点灯する。(毎日新聞デジタル)