人気アイドルグループ「AKB48」とそのプロデュースを手がける秋元康さんが9日、その年のトレンドを映し出すヒット商品などを表彰する「第23回2010小学館DIMEトレンド大賞」の「話題の人物賞」に選ばれ、東京都内で行われた贈賞式に登場した。秋元さんは「5年前はひどいものでしたが、みなさんのおかげでこんなにも立派になって、うれしく思っています。少しずつやってきたことが、みなさんに評価されて、本当に感謝しています」としみじみと受賞の喜びを語った。
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式にはメンバーとして大島優子さんや高橋みなみさんら4人が出席。大島さんは「今年はいろんなこと、みなさんがあっと驚くようなイベントをやらせていただきました。来年も秋元さんにすてきなサプライズ企画を考えていただき、私たちも楽しみながら活動していきたい」、高橋さんも「来年もたくさんの人たちから愛されるすてきなグループになっていきたい」と抱負を語った。
また小嶋陽菜さんは「街頭のいろんなところで(新曲の)『Beginner』が流れていて、たくさんの人に聞いていただいて、本当にAKBはすごいなと思ったし、『うれしいな』って気持ちと『もっと頑張らなきゃ』っていう気持ちになりました」とコメント。宮澤佐江さんは「これからも日本だけでなく、海外の人にも、もっともっとAKB48を知っていただき、もっとAKB48を好きになっていただけるように、私たちも今できることを一生懸命がんばっていきます」と意気込んでいた。
「小学館DIMEトレンド大賞」は、ビジネスからエンターテインメントまで、その年のトレンドを映し出すような注目商品、ヒット商品、先見性のある商品に贈られる賞で、今年で23回目。同誌や新聞広告、電車内の中づり広告などで一般投票を募り、その結果を同誌編集部が協議して決定している。今年の大賞にはパナソニックが世界で初めて発売した家庭用フルHD3Dテレビ「3Dビエラ」が選ばれた。話題の人物賞と特別賞は、同誌編集部が独自に選定した。(毎日新聞デジタル)