次長課長・井上:モンハンで後輩芸人泣かす? 2800時間プレーの超ゲーマー モンハン新作発表会

「モンスターハンターポータブル3rd」の完成披露発表会に登場した次長課長の井上聡さん
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「モンスターハンターポータブル3rd」の完成披露発表会に登場した次長課長の井上聡さん

 シリーズ累計1300万本の人気ゲームのPSP用最新作「モンスターハンターポータブル3rd」(カプコン)の完成披露発表会が10日、帝国ホテル(東京都千代田区)であり、CMキャラクターを務める俳優の三浦春馬さんや岡田義徳さん、お笑いコンビ「次長課長」の井上聡さん、「チュートリアル」の徳井義実さんが登場。大のゲーム好きとして知られる井上さんは、前作「2nd G」を2800時間以上プレーしたことを明かし、「(ユーザー大会の)モンハンフェスタを見て、刺激を受けて高みを目指そうと思った。戦い方を後輩芸人に指導していたら後輩が泣き出した」とストイックなゲーム道を語って笑いを誘った。 

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 「モンスターハンター」は、ハンターとなったプレーヤーが、砂漠や密林などさまざまなフィールドで巨大なモンスターを狩り、獲物からはぎ取った素材で武器や防具を生産、強化していくハンティングアクション。PSP版が爆発的なヒットを記録し、中でも08年3月に発売された「2nd G」はPSPソフト過去最高の約400万本(廉価版含む)を売り上げている。

 「2nd G」以来約2年8カ月ぶりのPSP向け新作となる「3rd」は、和の雰囲気を持つ「ユクモ村」を拠点に、「雷狼竜 ジンオウガ」などの新しいモンスターや、水と緑にあふれた「渓流」などのフィールドが追加された。また、すべての武器に新しいアクションが追加されたほか、「2nd G」の武器に加え、Wii向けソフト「モンスターハンター3(トライ)」に登場した武器「スラッシュアックス」も使える。1人プレーの時は、狩りの相棒として「オトモアイルー」を連れていけるが、「3rd」では2匹連れて行くことが可能になった。10月から携帯電話向け無料サイト「モンハン部」の会員を対象に無料体験版が配信されている。

 発表会に登場した同社の辻本春弘社長は、「カプコンからのちょっと早いクリスマスプレゼントでありお年玉。皆さんに楽しんでほしい」とコメント。ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンの河野弘プレジデントも登壇。同ゲームは年末商戦の最有力タイトルとなっており、一部で品薄がささやかれているが、ソフトの製造工場の映像を初公開。機械だけでは手が足りず、手作業でもパッケージ詰めなどをしている様子を明かし、「フル回転で製造している。注文を受けただけ作るので、どんどんお客さんの注文を受けてほしい」と参加している流通関係者に呼びかけた。

 前作を300時間以上プレーしたという三浦さんは「高校時代は放課後に友達とカフェで部活みたいにやってた。あまりにやりすぎて授業中も(ゲーム内施設の)アイルーキッチンのテーマ曲が耳から離れなかった」とコメント。第1作からずっとプレーしているという岡田さんは「最初は他の人の足を引っ張ってばかりだった。睡眠時間を削って遊んでいたら寝言でもモンハンのことを話してましたね」と話した。

 前作のプレー時間が60時間と唯一2ケタだった徳井さんは「前作は(モンスターの)ティガレックスで挫折したけど、知り合いのいないドラマの現場で初対面の女優さんもモンハンを遊んでいることが分かって話が盛り上がった。コミュニケーションツールにもなるのでは」と話したが、CM撮影時に井上さんらとティガレックスへのリベンジを目指すも4時間以上失敗が続き、普段温厚なハリセンボンの箕輪はるかさんが「てめえ、いい加減にしろ!」と激怒したエピソードを明かして会場を沸かせた。

 ゲームは12月1日、5800円で発売される。(毎日新聞デジタル) 

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