ワンピース:最新60巻が週間売り上げ200万部突破 オリコン本ランキング初の快挙

「ワンピース」60巻の表紙(C)尾田栄一郎/集英社
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「ワンピース」60巻の表紙(C)尾田栄一郎/集英社

 11日発表されたオリコン本ランキング(15日付)によると、尾田栄一郎さんの人気マンガ「ONE PIECE(ワンピース)」(集英社)の最新60巻が、発売初週で209万4000部を売り上げ、コミック部門首位を獲得した。前作59巻の初週売り上げ185万3000部を上回るシリーズ最高記録で、08年4月の同ランキング発表開始以来、BOOK(総合)や文庫部門を含め、週間売り上げが200万部を突破するのは初めて。

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 また、コミック部門での初週100万部突破は、前作59巻が記録して以来で、「ワンピース」としては同ランキングの発表開始以来、50巻(08年6月発売)から11巻連続となった。さらに、尾田さん完全監修で、4日に60巻と同時発売された公式ファンブック第4弾 公式ファンブック第4弾「ONE PIECE GREEN -SECRET PIECES-」も初登場3位にランクインした。

 「ワンピース」は、手足が伸びるゴムのような体の少年ルフィが、海賊王になるため、3本の刀を使う剣士ゾロや、女航海士のナミらと大海原を冒険する……という物語。97年から「週刊少年ジャンプ」で連載、99年からテレビアニメも放送され、世界的な人気作となっている。今年10月からは完結へ向けた「最後の海 新世界編」がスタートしており、60巻では、ルフィの義兄エースを失った「頂上戦争」と、エース、サボ、ルフィの少年時代のエピソードが描かれる。(毎日新聞デジタル)

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