今井美樹:11年ぶり連ドラ出演 草なぎと純愛ドラマ 11年1月期のTBS日曜劇場

11年1月期のドラマ「冬のサクラ」で11年ぶりに連続ドラマに出演する今井美樹さん
1 / 1
11年1月期のドラマ「冬のサクラ」で11年ぶりに連続ドラマに出演する今井美樹さん

 TBSは、11年1月期の連続ドラマ「日曜劇場」(毎週日曜午後9時)の枠で「SMAP」の草なぎ剛さん(36)と今井美樹さん(47)の純愛ドラマ「冬のサクラ」を放送することを11日、明らかにした。今井さんは00年1月期の「ブランド」(フジテレビ系)以来、11年ぶりの連ドラ出演となる。その他、佐藤健さんや加藤ローサさん、高嶋政伸さんらが出演する。

あなたにオススメ

 今まで一度も恋をしたことのないガラス細工職人の男・稲葉祐(草なぎさん)は、冬に咲く桜「啓翁桜」を求めて山形へ一人旅に出た先で事故にあい、記憶を失ってしまった女性・石川萌奈美(今井さん)と出会い、お互いに引かれ合う。祐にとってはこれが初恋だったが、萌奈美は事故当時のこと、そして東京に夫と子供がいることを覚えていないという秘密を抱えていた。兄思いの祐の弟・肇(佐藤さん)とその恋人・向井安奈(加藤さん)は、2人を見守ろうとするが、東京にいる萌奈美の夫・航一(高嶋さん)が祐の存在に気づき、やがて事態は急変。「愛してる」その一言さえいえないでいる2人には一緒にいられる時間はあまり残されていないのだが……というラブストーリーが展開する。

 同局ドラマ制作部の石丸彰彦プロデューサーが企画。石丸さんは、09年の連続ドラマ平均視聴率1位の「MR.BRAIN」や09年連続ドラマ最高視聴率を記録した「JIN−仁−」、09年の映画興行収入第1位の「ROOKIES 卒業」などヒット作を連続してプロデュースし、個人でも、東京ドラマアウォード2010プロデュース賞や米のエンタメ業界紙「ハリウッド・レポーター」誌の「アジアの次世代(NEXT GENERATION ASIA)」に選出されているドラマ界のヒットメーカーで、今回は満を持して“大人の純愛”に挑む。

 草なぎさんは「この冬一番のラブストーリーをお届けできるよう、精いっぱい演じたいと思います。今回ご一緒させていただく今井美樹さんは、共演してみたいと思っていた方なので、この作品で共演できることが今から本当に楽しみです。また、先日放送された『99年の愛~JAPANESE AMERICANS』では、家族の大切さ、大和魂の誇りというものを、ドラマを見ていただいた多くの人に感じてもらえたことで、自分自身もひと回り成長することができたと実感しているので、今回のお芝居にも反映できるよう、頑張っていきたいです」と意気込みを語っている。

 今井さんは「お話をいただいて、ただただ驚きました。どうして私なんだろう?というのは、いまだに謎です(笑い)。連続ドラマは11年ぶりなので、とにかく皆さんの足を引っ張らないように頑張っていくだけです。記憶喪失になってしまうという役作りもとても難しいと思いますが、私自身も母親という立場(02年に長女を出産)なので、母と娘の関係性を受け入れるのが、生理的にとても難しかったです。草なぎさんは素晴らしい役者さんですので、彼の役者さんとしての吸引力に巻き込まれていきたいです。どうぞよろしくお願いします」とコメントしている。真っ白な雪の中で冬に咲く桜がつなぐ純愛が2人を中心にどう描かれるのか、注目が集まる。(毎日新聞デジタル)

テレビ 最新記事