最上の命医:ドラマ主役に斎藤工 「クロヒョウ」の不良役から白衣姿の名医に

 医療マンガを原作に11年1月から放送されるドラマ「最上の命医」(テレビ東京、月曜午後10時~)の主人公・西條命役に、俳優の斎藤工(たくみ)さん(29)が起用されることが17日、明らかになった。斎藤さんは現在放送中のドラマ「クロヒョウ」(MBS・TBS)で主役の右京龍也を演じており、ドラマの主役を続けて担当。キレたら手のつけられない不良から一変、子供たちを救う白衣姿の名医になる。

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 斎藤さんは高校時代にモデルとして活躍後、映画「時の香り リメンバー・ミー」(2001年公開)で俳優デビュー。現在、最も注目される若手俳優の一人で、来年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」では、浅井3姉妹の次女初の夫で戦国大名の京極高次を演じる。

 「最上の命医」は週刊少年サンデー(小学館)で連載中の同名の医療マンガが原作で、東京大の岩中督教授が医療監修し、入江謙三さんが取材・原作を担当、アニメ化もされた「焼きたて!!ジャぱん」の橋口たかしさんが作画を手がけている。生まれてすぐ心臓手術を受け、命を救われたことから医療の道を志した天才小児外科医の西條命が、ある事件によって小児外科が廃止されていた平聖中央病院で小児外科を復活させ、難病に苦しむ子どもたちを救うというストーリー。07年から週刊少年サンデーで連載をスタートし、現在は引きこもりの不良高校生、最上義明があることをきっかけに医者を目指す第2部「最上の明医~ザ・キング・オブ・ニート~」が連載されている。(毎日新聞デジタル)

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