ペンギンの問題:コロコロの人気ギャグマンガがサンデー登場 描き下ろし特別編掲載

「ペンギンの問題」コミックス1巻の表紙
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「ペンギンの問題」コミックス1巻の表紙

 今年、第55回小学館漫画賞児童向け部門を受賞した月刊コロコロコミック(小学館)連載中の永井ゆうじさんのマンガ「ペンギンの問題」が、24日発売の週刊少年サンデー(同)52号に特別掲載された。09年には少女マンガ誌「ちゃお」(同)8月号にも掲載されており、サンデーに登場するのは初。

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 「ペンギンの問題」は、06年8月号から月刊コロコロコミックで連載。しゃべるペンギンの小学生「木下ベッカム」が、クールで毒のあるギャグを連発するギャグマンガで、「ごペンなさい」などの独特のせりふで子供たちの人気を博し、そのせりふを禁止する学校も出るほどの社会現象となった。コミックスは計180万部を発行しており、26日に最新10巻が発売予定。テレビ東京系で土曜午前8時半からアニメも放送されている。

 「少年サンデー特別編」では、かばんを背負って小学校に通うベッカムが「ボクらは毎日あくせくと学校へ通っているのに……」「鳥は自由でいいなぁ~と思ってさ……」とぼやくが、友達のなおとから「ベッカムくんもペンギンだから鳥だけどね!!」と突っ込まれるシーンから始まる。

 ギャグマンガとしてのレベルの高さや、アニメ化でファンが広がったことから今回の特別掲載が決まったという。作者の永井さんは「まさか、サンデーに載せてもらえるなんて……本当にうれしいです」とコメントしている。(毎日新聞デジタル)

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