安倍なつみ：舞台「安倍内閣」で女総理役　安倍元首相から「発言に責任を」とアドバイス

　元「モーニング娘。」メンバーで歌手の安倍なつみさん（29）が主演する舞台「安倍内閣」の記者会見が26日、TBS放送センター（東京都渋谷区）であり、安倍さんや共演者の風間トオルさんらが登場。安倍さんは役作りのため安倍晋三元首相と会ったと言い、「『とても発言に責任を持たなければいけない』と教わりました。首相は常にSPや秘書の方が一緒にいるからプライベートがなくて、私だったら胃に穴が開いちゃう」と、その大変さを感じ取ったようだった。

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　「安倍内閣」は、安倍ナツミ（安倍さん）が亡き夫（風間さん）の幽霊と力を合わせ、日本初の女性総理大臣に就任する政界ラブストーリー。将来を嘱望された若手政治家と結婚したナツミだったが、総選挙の公示直前に最愛の夫を亡くしてしまう。悲しみにくれ、弔い選挙の打診を断ったナツミの前に、死んだはずの夫が幽霊になって現れた。彼は「僕が力になる。一緒に政界のトップを目指そう！」とナツミを励ます……というストーリー。

　舞台には、保田圭さんや久住小春さんといった元「モーニング娘。」メンバーも参加。安倍さんの邪魔をする役の保田さんは「どれだけ嫌な女になれるかです。ナッチと対決していければいいなと思います」と意気込んだ。一方、久住さんは「安倍さんにひどいことを言ったりするので胸が痛いです」と語り、安倍さんから「嘘つき」と突っ込まれていた。

　会見の最後には、安倍さんがひげをつけて所信表明演説を行い、「一つ、誰一人居眠りさせない」「二つ、劇場周辺の飲食店に経済効果をもたらす」「三つ、クリスマス中も開催するので、デートスポットとして『王様のブランチ』で紹介されるようなラブラブかつロマンチックな環境を作る」と明言した。

　舞台は12月22～27日、下北沢の本多劇場（東京都世田谷区）で公演される。（毎日新聞デジタル）