アニメ質問状:「侵略!イカ娘」 原作を立ち読みし一目ぼれ! 最終話ではイカ娘がピンチに?

アニメ「侵略!イカ娘」の1シーン (c) 安部真弘/週刊少年チャンピオン(c) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん
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アニメ「侵略!イカ娘」の1シーン (c) 安部真弘/週刊少年チャンピオン(c) 安部真弘(週刊少年チャンピオン)/海の家れもん

 話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、海から来た謎の少女が、「人類侵略」を掲げながらも海の家で働きながらまったりと過ごす「侵略!イカ娘」です。ポニーキャニオンの石黒達也プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。

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 −−作品の概要と魅力は?

 湘南の海の家に人類征服をもくろむ侵略者がやってきた!……なんて仰々しいキャッチとは正反対。海を汚す人間をこらしめるためにやってきたイカ娘が、人間たちに振り回されつつ生活に溶け込んでしまうほのぼのコメディーです。難解な設定は存在せず、純粋無垢(むく)なイカ娘に対して個性あふれるサブキャラがストレートにぶつかるというシンプルな構成。いつでもどこでも誰でも楽しめる娯楽作品だと思います!

 −−制作の経緯、アニメ化するうえで心がけたことは?

 原作マンガを立ち読みしてイカ娘に一目ぼれしました。このキャラはアニメにした際のインパクトが大きい!という直感を信じて、週刊少年チャンピオン編集部に直電しました。制作を進める上で幸運だったのは、ベテランの水島監督と、若い(アニメ制作会社)ディオメディアのスタッフとがうまく融合できたこと。「深夜アニメっぽくしない」「ギャグではなくコメディーに」というコンセプトを水島監督に掲げていただいたので、本当に安心して制作をお任せしています。

 −−作品を作るうえでうれしいこと、逆に大変なことは?

 うれしいのは「こうしたい」「こうなってほしい」という作品イメージが忠実にアニメで再現された瞬間です。その感覚を原作者やスタッフ&キャスト、そしてファンの皆さんとで共有できたらなおさらうれしい。大変なのは前述のイメージをプリプロの段階ですり合わせ、ブレの無い方向性を見いだすこと。今回はその作業がうまくいったのではないでしょうか。

 −−今後の展開、読者へ一言お願いします。

 放送も残りわずかですがフィルムのクオリティーもお話のテンションも落ちることはありません。イカ娘の可愛らしさも飽くことなく追求します。最終話ではイカ娘がピンチに陥ってしまうシリアス展開?なので、最後まで期待していてください。12月24日からはブルーレイ&DVDシリーズ(全6巻)もリリースが始まります。ミニイカ娘の新作エピソードなど、こちらも最終巻まで愛を注入しますのでよろしくお願い致します。

 ポニーキャニオン プロデューサー 石黒達也

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