宇多田ヒカル:「ちょっとの間お休み」引退否定も涙 休止前ラストコンサート

横浜アリーナで活動休止前最後のコンサートを行った宇多田ヒカルさん
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横浜アリーナで活動休止前最後のコンサートを行った宇多田ヒカルさん

 年内でアーティスト活動を無期限休止することを発表した歌手の宇多田ヒカルさんの休止前最後のコンサート「WILD LIFE」が9日、横浜アリーナ(横浜市港北区)であり、「契約も残っているので、引退ではないから。ちょっとの間お休みをもらうだけ」と引退を否定しながら、「でももうしばらくライブもできないと思うと……」と感極まって涙を見せるシーンもあった。

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 コンサートで宇多田さんは、新曲「Goodbye Happiness」でスタートし、デビューシングル「Automatic/time will tell」や「First Love」「traveling」「SAKURA ドロップス」などアンコールを含む全22曲を熱唱。最後のMCでは「(これからは)自分を大切にして、周りの人も大切にしたいと思う。だからみんなも自分を大切にいてくれればいいなと思ってます」とファンに語りかけ、ステージを後にした。

 コンサートは8、9の両日開かれ、8日の公演の模様は、全国64の映画館70スクリーンで計1万7000人が生中継を見守った。ユーストリームでは8日午後7時から2時間半にわたって全世界に生配信され、同時間帯では全世界最高、ユーストリームで国内過去最多となる延べ92万5000件のアクセス数を記録。同時アクセス数は一時10万件を超え、同サイトのツイッター投稿数も18万5000件と圧倒的な人気を集めた。(毎日新聞デジタル)

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