蜷川実花：海老蔵「撮ってみたい」とラブコール

　写真家の蜷川実花さん（38）が12日、お笑い芸人「桜　稲垣早希」さん（26）の初写真集発売会見に登場し、顔などを殴られ大けがをした歌舞伎俳優の市川海老蔵さんに「撮ってみたいです。（オファーを）待ってます！」とラブコールを送った。

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　蜷川さんは独特の鮮やかな色彩感覚の写真で知られ、俳優の成宮寛貴さん、松山ケンイチさん、女優の栗山千明さん、麻生久美子さんら数多くの芸能人の写真集を撮り下ろしているほか、歌舞伎俳優ではこれまで市川染五郎さん、市川亀治郎さん、坂田藤十郎さん、中村獅童さんらを撮影してきたこともあり、海老蔵さんにも興味を示した様子。海老蔵さんを撮影するイメージについて聞かれたが「依頼が来たら考えます」と答えていた。

　また女優の沢尻エリカさんとも親交があることから、沢尻さんの様子などについても質問が飛んだが、笑顔で手に持った写真集で口元を隠すなどして答えず、稲垣さんが「エリカさんとは面識がありませんで……」とフォローする場面もあった。

　蜷川さんが撮り下ろした稲垣さんの初写真集「桜　稲垣早希」（ヨシモトブックス）は、鮮やかな色づかいで、アスカが操縦するエヴァンゲリオンのコックピットを再現しているカットなどを収録。稲垣さんが、マンガやアニメについて熱く語る“オタク女子”としての素顔のほか、初公開のアルバムや阪神大震災の時の壊れたメトロノームとともに、自身の生い立ちも語られている。B5判96ページ、1995円。（毎日新聞デジタル）