堀江貴文:初小説「拝金」がマンガ化 「僕の体験共有できれば」

マンガ「拝金」のイラスト(C)堀江貴文・竹谷州史/NSP 2010
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マンガ「拝金」のイラスト(C)堀江貴文・竹谷州史/NSP 2010

 元ライブドア社長の堀江貴文さんのデビュー小説を原作にしたマンガ「拝金」の連載が25日発売のマンガ誌「月刊コミックゼノン」(徳間書店)11年2月号でスタートした。初のマンガ原作に堀江さんは「僕、本当はマンガを描きたいんですよ」と語りながら、小説執筆時にもマンガを意識して書いたことを明かしている。

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 「拝金」は、年収200万円のフリーターから売上高500億円のカリスマへと成長した青年を主人公に、快進撃を続けるが次第に暗い影が忍び寄ってくるという青春小説で、ライブドア事件を思わせる描写なども話題となった。マンガは竹谷州史さんが担当し、第1話「楽園の終焉(しゅうえん)」では、「負け組」の“楽園”と化したゲームセンターにいりびたっていた青年・藤田優作が、金を好きなだけ使う謎の男と出会う……というストーリー。

 コミックゼノン編集長の堀江信彦さんとの対談も掲載されており、堀江さんは「今から5年前がどんな時代だったかを正確に伝えたいと思って『拝金』を書いたんです。マンガを通して僕の体験をたくさんの人と共有できることを、ものすごく期待しています」と話している。(毎日新聞デジタル)

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