ゲーム制作に込めた開発者の思いを聞く「ゲーム質問状」。11年の1回目は、プレーヤーが鉄道会社の社長となり、サイコロをふってコマを進めながら各地の物件を購入する人気ボードゲームの最新作「桃太郎電鉄ワールド」(ハドソン)です。第1作からシリーズの監督を務めるさくまあきらさんに作品の魅力を聞きました。
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−−ゲームの特徴と、セールスポイントは?
日本全国を旅するすごろくゲームです。とんかつパフェとか、揚げたい焼き屋とか、全国の妙な名前の名物を買うことができます。
−−開発決定の経緯は?
「ドラゴンクエスト」がヒットしたときに、ほかにゲーム作れそうな人間がいないかと、広告代理店が探して、安易に私に白羽の矢が立った。ほかにも“学徒動員”とも呼ばれて、多くの友人たちがゲームを作り始めました。ゲームを作る人自体がいなかった時代だからこそでしょうね。
−−今だから笑って明かせるけれど、開発当時は大変だったエピソードをお願いします。
テストプレー中、COMキャラに、「ふく社長」という名前をつけて遊んでいた開発者が、「さすが、ふく社長! 金に対してせこい!」とつぶやいたら、後ろに副社長が立っていた……ということがありました。今回の「桃太郎電鉄ワールド」を作るにあたっては、昨年からDVDを100枚以上見て、Googleアースも見ました。いまではイタリアのナポリなら、地図を見ないでも歩けると思うくらいです。
−−ファンへ一言お願いします。
「桃太郎電鉄ワールド」は、本当に世界の地理と偉人が自然に覚えられるように作ったので、地理が苦手という人も入門編だと思って楽しんでください。きっと地理に詳しい人になれます。
桃太郎電鉄シリーズ ゲーム監督 さくまあきら
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