福田沙紀:二十歳迎え「ありのままの自分でやっといける」 新年晴れ着インタビュー

晴れ着姿でインタビューに登場した福田沙紀さん
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晴れ着姿でインタビューに登場した福田沙紀さん

 「全日本国民的美少女コンテスト」を登竜門にデビューしたオスカープロモーション若手女優の福田沙紀さん(20)が、自身がすごく好きという紫色の振り袖でまんたんTVに登場した。福田さんは「新しい年が始まり、私も身が引き締まっています。今年もいろんなことに挑戦できるように、頑張っていきたい。皆さんの応援よろしくお願いします。皆さんもいい一年になるよう、私も祈っています」とあいさつ。充実の2010年を振り返りながら、11年について語った。(毎日新聞デジタル)

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 10年9月に二十歳になり、成人式を控える福田さんは「今回はすごく落ち着いた紫。すてきな着物に合わせて、本物の花を髪飾りにしています」と着物を紹介。「デビュー当時はすごく苦しかった思い出があるんですが、今は座らなくても全く平気。私成長したな、と思いました」と着心地を語った。成人を迎えてからのお酒については「あまり酔ったことがないので分からないんですが、飲んでも変わらないかも。すごく飲んだらどうなるのかは、人生として知っておいた方がいいと思うんですが、そんなになるまで頑張れないかな、と思います」と笑顔で話した。

 舞台「つばき、時跳び」で明治座初出演にして初座長公演を務め、ドラマ「SPEC」にレギュラー出演するなど、多忙だった10年を、福田さんは「いろんなことに挑戦させていただいた年で、本当にあっという間」と振り返り、「二十歳を過ぎたらあっという間だよって周りの方々から言われていたんですがここまでとは。二十歳になる前にそれを感じちゃっていたのが不安なんですけれど、それだけ充実していたのかな、いい年でしたね」と充実の笑顔を見せた。

 10年の“流行語”は「語学」と答えた福田さんは「私の中では語学がマイブームだった。すごくいろんな国の言葉を勉強したくてたまらなかった。11年も引き続きやっていきたい」と目を輝かせた。興味を持ったきっかけを聞くと「生きている間にたくさんのことをしゃべりたい。日本語だけで終わってしまうのはさみしいかなと思った。でも一番はその国の言葉を覚えて、母をその国に連れて行きたいというのがきっかけです」と話した。すでに「韓国語はだいたいそれなりにしゃべれます」という福田さんの「語学」は、仕事にもつながりそうだ。

 10年を漢字一字にたとえてもらうと、福田さんは「和」と答えた。「今まで10代で『頑張らなきゃ。大人にならなきゃ』って力が入っていたんですが、二十歳になったことで、やっと自分を表現できる。やっとこれでスタートラインに立った気がして、力が抜けた。ありのままの自分でやっといける気がしたので、『和む』という漢字を選びました」と語った。

 18日からスタートの連続ドラマ「カルテット」(MBS・TBS系)で主演を務める福田さんに、11年にやりたいことを聞くと、「一つでも多くの作品に携われるように日々私自身も努力して、皆さんに見てもらえるようにしたい」と意気込みながらも、プライベートでは「10代のころに友達と遊ぶことができなかったことがしたい。二十歳になったので、友達と『じゃあ飲みに行こうか』とか、そういう時間が少しでも増えていくといいな」と話し、10代のころとは違う余裕も見せていた。

 <プロフィル>

 1990年9月19日、熊本県出身。第10回「全日本国民的美少女コンテスト」で演技部門賞を受賞。04年にドラマ「3年B組金八先生 第7シリーズ」で女優デビュー。趣味はショッピングと歌うこと。特技はダンスと金魚すくい。10年は第21回「日本ジュエリーベストドレッサー賞」<10代部門>受賞、ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿」でレギュラー出演、シャープ「LYNX3D docomoSH-03C」のCM出演、舞台「つばき、時跳び」で主演を務めた。

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