新作ゲーム紹介:「ラストストーリー」 “FFの父”の最新作 システムが売りの正統派RPG

「ラストストーリー」のゲーム画面(C)2011 NINTENDO/MISTWALKER
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「ラストストーリー」のゲーム画面(C)2011 NINTENDO/MISTWALKER

 「ファイナルファンタジー(FF)」シリーズ生みの親として知られる坂口博信さんが陣頭指揮をとったファンタジーRPG「ラストストーリー」(任天堂)がWiiで発売される。「FF5」以来、18年ぶりのディレクター復帰作だ。

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 主人公は騎士にあこがれる「傭兵(ようへい)」のエルザだ。最初の任務で訪れた洞窟で、なぞの力「ギャザリング」を手に入れたエルザは、貴族の姫君カナンや兄貴分のクォークたちと共に、傭兵団の一員として冒険を繰り広げていく。

 戦闘は自動的に進行し、プレーヤーはエルザを操作して戦場を移動しながら、ギャザリングの力で仲間たちをサポートしていく。仲間に直接指示が出せる「コマンドモード」では時間経過が止まり、落ち着いて戦略を立てられるが、使用制限があるので乱用は禁物だ。

 キャラクターの防具は上半身と下半身で分かれており、自由に組み合わせたり、パーツを取り外してカスタマイズできる。アイテムから染料を作成すれば、好きな色もつけられる。鍛冶屋では装備品を強化でき、スキルが付属したアイテムを装備すれば、特殊効果も得られる。戦闘に勝利して得られる宝箱では、レアなアイテムも取得可能だ。

 エルザ役の宮野真守さん、ヒロイン・カナン役の折笠富美子さんをはじめ、豊口めぐみさん、藤原啓治さん、中田譲治さんら人気声優たちがキャラクターの声を担当。実力派たちの声で彩られるドラマにも注目だ。

 ラストストーリー(Wii) CEROレーティングB(12歳以上対象) 任天堂 1月27日発売 6800円

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