上方落語協会会長の桂三枝さん(67)が、年に1度の落語バラエティーショー「三枝まつり」を、今年も名前にちなんだ3月4日(さんしの日)に開催することを大阪市内のなんばグランド花月で行われた記者会見で発表した。今年は入門してから芸能生活45年、司会を務めるトーク番組「新婚さんいらっしゃい!」も40年を迎えることから三枝さんは「そこで『三枝まつり』では、その集大成をお見せしようと思います」と意気込みを語り、「入門してすぐの70年代はフォークブームだったので、落語の合間には『フォークジャンボリー』みたいなことをしたいなと」と公演の詳細を明かした。
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三枝さんは「平凡ですけど、長かったような短かったような45年。初めから落語が好きで、ずっと落語を続けたいと思いましたけど、なかなか古典落語の中に身をおいて十分納得のいく落語ができなかったんですね。じゃあ、創作落語をということで、やり始めて。考えてみたら300年の歴史の中で時代時代の落語家がいろんな落語を作ってきたと思うんで、桂三枝という落語家の役割はそれだったのかなあと」と自らの立場を振り返った。「若いときに作ったものや、若い人向きの落語はドンドン若い人にやってもらって。50周年に向けては、今から70歳代にもできる落語を作っておりますので、それを完成させてきたいと思います」と抱負を語った。
三枝まつりでは、40~50年代の歌謡曲をたくさん交えた「涙をこらえてカラオケを」と、ウクレレの弾き語りで60年代のハワイアンも披露する「ハワイの夜」の落語2席を予定。フォークコーナーでは、三枝さんの初LPとなった「夕陽のアンジェロ/たったひとつの愛」(1969年発売)でレコーディングをともにしたフォークグループ「ダボーズ」と久々の共演を果たす。三枝さんはダボーズについて、「若いときから一緒にやってきた仲間みたいなもんですから懐かしくて、(三枝まつりも)ぜひ一緒にやりましょうと。曲目はまだ決めてはいないのですが、『さすらい人の子守唄』や『まわるメリーゴーランド』など、若いころに身近にあった歌をやらしていただければ」とコメントした。
最後に「『三枝まつり』は他の落語会と違って、いろんな新しい試みをやりたい、チャレンジする気持ちを忘れないでやっていきたいなと。今回は特に芸能生活45年ということで、皆さんと楽しく盛り上がりたいと思います」と語り、待ちきれない様子だった。
「三枝まつり」は「なんばグランド花月」で3月4日午後6時半開場、7時開演。料金は全席指定で前売り4000円・当日4500円。15日から一般発売が開始されている。(毎日新聞デジタル)
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