矢口真里:「アラサーですから、大人っぽく」28歳、声優の道へ? デジモン自作キャラで出演

自らデザインした「パンバチモン」が登場するアニメ「デジモンクロスウォーズ」のアフレコに挑戦した矢口真里さん
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自らデザインした「パンバチモン」が登場するアニメ「デジモンクロスウォーズ」のアフレコに挑戦した矢口真里さん

 タレントの矢口真里さんが19日、アニメ「デジモンクロスウォーズ」(テレビ朝日系)の第25話(2月1日放送)で、自らデザインしたデジモン「パンバチモン」役でアフレコを行った。矢口さんは「まさか実際に自分が作ったキャラクターを出させていただけるとは。驚いてます。しかも、私はアニメが大好きなので、本当に声優がやりたくてたまらなかった。今回を機に声優への道を歩みたいです!」と“自作自演”に大喜びだった。

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 20日が28歳の誕生日だった矢口さんに、「パンバチモン」を模した特製ケーキが贈られるサプライズも。矢口さんは「こんな可愛いケーキ、初めて! 可愛すぎて食べられない」と大感激で、「もうアラサーですからね(笑い)。子供心も忘れずに、大人っぽくなりたいなと思ってます。年齢を感じさせないアニメのキャラクターのような存在でいたいですね」と笑顔で語っていた。

 矢口さんは、10年10月2日に放送された「アニメ制作潜入ツアー!!『デジモン』ができるまで」に出演、その中で行われた“アニメ愛テスト”に勝利し、自らがデザインしたキャラクターをアニメに登場させる権利を獲得した。矢口さんが「トータル5時間かけて考えた」という「パンバチモン」は、上半身はパンダで触覚があり、下半身がハチというキャラクターで、「ササノハカッター」や「しょっかくビンタ」、「ドクドク針」といった必殺技や、「笑うと関西弁になる」という親しみやすい性格という。

 「絵になったときのことをイメージしながら考えた」という必殺技だが、今回の放送分での登場はなし。矢口さんは「いつか『パンバチモン』が必殺技を披露して、活躍できる機会があればうれしい。もうちょっとイメージを膨らませておくので、今後も『デジモン』チームさんとは長いお付き合いをさせていただきたいですね。学生のときからノートの端っことかに絵を描くのが好きで、日々アイデアが出てくるんです。ストックも何個かあるので、キャラクター・デザインで困ったときに声を掛けていただいたら、いつでも提供できますよ。『デジモン』のブレーンを狙います!」と熱烈にアピールしていた。

 「デジモンクロスウォーズ」は、99~06年に放送されたテレビアニメ「デジタルモンスター」シリーズの6作目。中学1年の工藤タイキが、デジクロス(合体)でデジモンたちに力を与えることができる「デジモンクロスローダー」を手に入れ、友人たちと共に異世界「デジタルワールド」へ飛ばされてしまう。タイキは相棒であるロック魂を持ったデジモン“シャウトモン”とタッグを組み、デジモン軍団を率いて敵に立ち向かう……という物語。毎週火曜午後7時27分~同54分に放送中。

 2月1日放送の第25話「ゾーン崩壊!火花散るタイキとキリハ!」では、タイキ(高山みなみさん)たちが、幾層にも重なった巨大な光ディスクの大地でできているプリズムゾーンへ。ライバルのキリハと悪の帝国・バグラ軍の幹部ブラストモンが、し烈な争いを繰り広げていた。それを見て震えるパンバチモン(矢口さん)などの地元デジモンたちの前で、圧倒的な力を見せつけるキリハだが、プリズムゾーンの大地は衝撃に弱く、このまま激しい戦闘が続けばゾーン全体が崩壊してしまう。タイキは、シャウトモンたちと共にキリハに加勢し、少しでも早く戦いを終わらせようとする……というエピソードが描かれる。(毎日新聞デジタル)

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