新作ゲーム紹介：「とある魔術の禁書目録」　人気ラノベがゲーム化

　対戦格闘アクション「とある魔術の禁書目録（インデックス）」（アスキー・メディアワークス）がPSPで発売される。累計発行部数が1000万部を超える鎌池和馬さんの人気ライトノベルのゲーム化だ。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　「とある魔術の禁書目録」は科学と魔術の交差する世界で、「学園都市」で生活する高校生・上条当麻と、インデックス（禁書目録）と名乗る少女が、さまざまな組織や集団が暗躍する事件・抗争に挑んでいくストーリー。08年にアニメ化されたほか、09年にはスピンオフ作品「とある科学の超電磁砲（レールガン）」もアニメ化。現在は第2部が放送されている。

　ゲームはタッグマッチで、直接操作するキャラクターと、援護をしてくれるパートナーの2人を選んでプレーする。上条に加えて、電気を自在にあやつる御坂美琴、学園都市最強の一方通行（アクセラレータ）、魔術師のステイル＝マグヌスらが互いに戦い、相手キャラクターの気力を先にゼロにした方が勝ちだ。ステージには奥行きがあり、回りこんでの攻撃もでき、上条なら「幻想殺し」など原作でおなじみの特殊攻撃も繰り出せる。選んだパートナーによって能力が上下し、相性レベルが最高なら合体必殺技も繰り出せる。作中でほとんど戦わないインデックスもパートナーキャラとして存在感を発揮している。

　1人用のストーリーモードでは、おのおののキャラクターの視点で異なるシナリオが楽しめる。上条当麻編をクリアすると、一方通行編、麦野沈利編、天草式十字凄教編などの新シナリオに分岐し、それらをクリアすると最終シナリオに進める。本体とゲームソフトを持ち寄れば、通信対戦も楽しめる。

　とある魔術の禁書目録（PSP）　CEROレーティングB（12歳以上対象）　アスキー・メディアワークス　6279円