榊原郁恵さん、松本伊代さん、早見優さん、石野真子さんが3日、「銀座 博品館劇場」(東京都中央区)でミュージカル「ヒロイン~女たちよ タフであれ!~」の公開げいこを行い、現役アイドルさながらの衣装で息の合った歌と踊りを披露した。早見さんは「可愛い格好をさせていただけるのはうれしいです」とにっこり。榊原さんも「気分? 悪くはないですねえ。大変ですけど、みんなそろってると安心する。私(けいこで)やせたんです。すごくうれしい。一生このけいこやってたいくらい!」と声を弾ませた。
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「ヒロイン」は、榊原さんら4人が演じる、80年代に一世を風靡(ふうび)した元アイドルグループ「ミューズ」が、一日限りの再結成のために25年ぶりに再会するが、4人はそれぞれ仕事や家庭、健康などさまざまな事情を抱えていて……というオリジナルミュージカル。フィクションとは思えないようなリアルなセリフもちりばめられ、愛らしいオリジナル曲がふんだんに盛り込まれた“大人可愛い”の女性たちへの応援歌となった。AD役でヨウスケ・クロフォードさんも出演する。
石野さんは「何て言ったらいいんだろう……ああ、もううまくしゃべれない!」と照れ笑いで、松本さんは「(家族からは)ちょっと“引かれる”と思う。間違いない。『何なりきってんの?』ぐらいの」と苦笑いだった。榊原さんは「主人は喜んでくれると思うんですけどね。子どもたちは見たくないかも。でも、だんだんその気になってきたの。私たち。最初はそろってないとか言われてましたけど」と上機嫌。早見さんは、“戦国時代”ともいわれる最近のアイドルたちに、「アイドルのみなさーん! 今を存分に楽しんで!」とエールを送っていた。
ミュージカル「ヒロイン」は、同日から10日まで全11公演を予定。(毎日新聞デジタル)