伊藤英明:インターポール捜査官役で織田演じる黒田とスクリーン共演

6月公開の映画「アンダルシア」への出演が決まった伊藤英明さん
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6月公開の映画「アンダルシア」への出演が決まった伊藤英明さん

 邦人を守るための極秘任務を遂行する外交官・黒田康作を織田裕二さん(43)が演じ、好評を博した映画「アマルフィ 女神の報酬」(09年公開)の続編「アンダルシア」に、俳優の伊藤英明さん(35)が出演することが明らかになった。黒田と対立し、過去の事件で心に傷を負ったインターポール捜査官を演じる伊藤さんは「踊る大捜査線 歳末特別警戒スペシャル」(97年)以来の織田さんとの共演について「以前、ドラマで共演させていただきましたが、ものすごく少しの共演だったので、今回はパートナーに近い役柄で、たくさん織田さんとご一緒させていただけるので、すごく楽しみにしていました」と声をはずませた。

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 今作の物語は、スペイン北部に隣接するアンドラ公国で、日本人投資家が殺害されるところから始まる。国際会議の準備でパリを訪れていた外交官・黒田は、事態把握のため調査を命じられるが、次第に事件の裏に隠された国際犯罪の闇に巻き込まれていく。前作「アマルフィ 女神の報酬」を手掛けた西谷弘監督のもと、撮影は1月上旬にスペイン・バルセロナでクランクイン。フランスとの国境に位置するアンドラ公国やスペイン南部のアンダルシア地方を経て、2月末から日本での撮影に入った。4月上旬のクランクアップを予定しており、6月25日から全国東宝系で公開される。

 臼井裕詞プロデューサーは、「前作の『アマルフィ』では織田さんと同年代の俳優たちが重厚なドラマを演じたが、今回はフレッシュな俳優を共演者に迎えて、海外で仕事をする若い日本人たちの姿を映しながら、新たな世界観でこの『アンダルシア』という作品を作り上げたい。伊藤さんは、若手でも実力があり、舞台となるヨーロッパの街に負けない人」とキャスティング理由を明かしている。

 前作「アマルフィ 女神の報酬」は興行収入36億7000万円のヒット作品。ケータイ動画用に制作された連作短編「アマルフィ ビギンズ」は182万ダウンロードを記録し、1月からは連続テレビドラマ「外交官・黒田康作」も放送されている。(毎日新聞デジタル)

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