アイドルグループ「AKB48」発の3人組ユニット「フレンチ・キス」がアニメ「SKET DANCE」(テレビ東京系)のオープニング曲に起用され、メンバーの柏木由紀さんが、主人公の妹役に挑戦することが7日、明らかになった。柏木さんは「分かりやすく表現すると“ツンデレ”ですね。“ツン”が多くて、お兄ちゃんをばかにしたようなことを言うんですが、ふとした瞬間にお兄ちゃん思いのやさしい一面を見せるっていう絶妙なバランスを兼ね備えた妹なので、そこを見てほしい。ファンの方たちにも、私の“ツンデレ”を感じてほしいです」とアピールしている。
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「SKET DANCE」は、篠原健太さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載しているマンガが原作。部活の助っ人や生徒の悩み相談などをする学園生活支援部(通称・スケット団)のメンバーのボッスンとヒメコ、スイッチが、次々と舞い込む奇妙な依頼をこなすという学園コメディー。柏木さんはボッスンこと藤崎佑助の妹・ルミの声優として、4月21日に放送予定の第3話から“妹デビュー”する。
柏木さんは、アフレコについては「本当に難しかった。プロの声優さんたちにアドバイスをもらったりして、右も左も分からないなりに頑張りました。普段の会話では意識しない当たり前のことがすごく難しくて、こうやってアニメは作られてるんだなって実感して、感動しました」と振り返り、「『スケットダンス』の魅力は、学園を舞台にした“ドタバタ感”だと思う。そこは『AKB48』に似てるかも。笑いも感動も詰まっているこの作品のオープニングテーマを私たちが歌えるなんて、うれしい&光栄です! 歌でも声(声優としても)でもアニメを盛り上げて行きたい」と意気込み、今後の声優挑戦についても「アイドルだったり、ブリっ子とか、極端な役にも挑戦してみたいな」と意欲的を口にしている。
エンディング曲は、3人組ロックバンド「the pillows(ザ・ピロウズ)」が担当することも決定。原作の中でも特に人気の高いエピソード「カイメイ・ロック・フェスティバル」で、ボッスンたちが結成するバンドが、「ザ・ピロウズ」の名曲「Funny Bunny」を演奏していることから起用された。ボーカル・ギターの山中さわおさんは「今回の話がなかったら生まれなかった曲だよ。ありがとう。大切な曲が一つ増えました。スケットダンス・ファンのみんなに気に入ってもらえるといいな」とコメントしている。
アニメは4月7日から毎週木曜午後6時の放送予定。 (毎日新聞デジタル)
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