開催中の沖縄国際映画祭2日目の23日、沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)内のビーチステージでの「ネタSP」ライブに登場したお笑いコンビ「品川庄司」がまんたんウェブの取材に応じた。
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「品川庄司」は、品川祐さんと庄司智春さんのコンビで95年に結成。品川さんは「品川ヒロシ」名義で映画監督としても活躍しており、今回の映画祭には原作・脚本・監督を務めた第2弾作品「漫才ギャング」(佐藤隆太さん、上地雄輔さんらが出演)が出品されている。庄司さんは09年7月に元モーニング娘。の藤本美貴さんと結婚した。
今回の映画祭は東日本大震災のチャリティーとうたっているが、品川さんは地震が起こったときに配給会社で打ち合わせ中で、「近くの公園に避難しようとしたが人でいっぱいで入れなかった」といい、庄司さんはちょうど自宅でシャワーを浴び、出かける準備をしていたときに地震が発生し、妻の藤本さんは仕事で海外におり、「1人だったので一瞬パニックになりました」と明かした。
03年9月に結婚し、10年4月に第1子の女児が誕生した品川さんは「被災地ではミルクのお湯はどうしてるんだ、紙おむつどうしてるんだ、(被災地が)東京だったらどうなっていたんだろうと考えると、僕も人の親として継続的な被災地への支援や復興を考えていかなければいけない」と語った。庄司さんも「ロンドンブーツ1号2号の(田村)淳さんが東京で電池やカイロを集めていたけれど、僕も何かできないかなと考えていて、一番近い先輩の淳さんが素早く動いてくれたので、淳さんの活動の何かサポートができればいいなと思っている」と話した。
映画祭に出品されている「漫才ギャング」について、庄司さんは「少しだけ強引に出演させていただいたんで見ました。最高ですよ。笑えるシーンがたくさんありますし、感動するシーンもあって、きっと被災地の人も(見ると)元気が出ると思いますよ」と感想を述べた。品川さんは「(被災地の状況が)落ち着いたらスクリーンを持って、機材を持って被災地の人に無料で見てもらい、元気を出してもらいたい。また、『漫才ギャング』を上映している映画館に募金箱を置いたり、興行収入の一部を義援金として継続的に被災地に送れればいいなと思っている」と支援策を検討しており、「状況が整えば、品川庄司で無料ライブをやりたい」と被災地支援への思いを語った。(毎日新聞デジタル)
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