三浦貴大:「できることを少しずつ」と被災地支援呼びかけ  映画「BADBOYS」公開

映画「BADBOYS」の初日あいさつに登場した(左から)窪田崇監督、阿部進之介さん、三浦貴大さん、細田よしひこさん、鈴木勝吾さん
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映画「BADBOYS」の初日あいさつに登場した(左から)窪田崇監督、阿部進之介さん、三浦貴大さん、細田よしひこさん、鈴木勝吾さん

 田中宏さんの人気コミックを映画化した「BADBOYS」(窪田崇監督)の初日舞台あいさつが26日、池袋テアトルダイヤ(東京都豊島区)であり、主演の三浦貴大さんと、共演の阿部進之介さん、細田よしひこさん、鈴木勝吾さんらが登場。三浦さんは、東日本大震災について、「できることを少しずつやっていけば、復興の役に立てるのではないかと思う。みなさん協力お願いします」と支援を呼びかけた。上映館では、被災地支援のための募金箱も設置される。

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 原作は88~96年にヤングキング(少年画報社)で連載され、累計4000万部を発行した人気マンガ。映画では時代設定を現代に変更し、オリジナル要素を加えて展開される。映画は、悪ガキたちのトップに君臨する「BEAST」の段野秀典(阿部さん)、ナンバーツーの「極楽蝶」・桐木司(鈴木さん)らによって一定の秩序が保たれていた広島に、「段野を唯一倒した男」の野村豊(三浦さん)が、殺人事件の容疑者として逃げ戻ってくるところから始まる。元々、段野の友人だった豊だが、なぜか「BEAST」を抜けて段野と対立する石本千春(細田さん)と「狂連合」をつくってしまう。野心家の石本は「狂連合」に加わらないチームを次々とつぶしていく。そして、段野は、豊とサシで話をするため指定された場所に向かうが、石本のわなにはめられ行方不明に。残された桐木は、圧倒的不利な状況の中、石本と対決する……というストーリー。

 初のアクションシーンに挑戦した三浦さんは「練習がきつかったが、楽しかった」と振り返った。また細田さんは、撮影初日に本物のバットで自分の足を殴ってしまい、撮影地の広島の病院に通院していたという裏話を披露し、「バットで殴るとき、足を後ろに引くアクションを忘れてしまった」と話していた。(毎日新聞デジタル)

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